主な支流域を挙げていくとこうなる。
・まず守門岳から谷川連峰までを構成する魚野川。
・次に平標山〜白砂山〜苗場山の区域が清津川。これは渓谷が有名で、下流から上流に遡っていく道路がない。隣の湯沢町から山を越えて奥地に辿り着くしかない。
・次に秋山郷の中津川。苗場山、佐武流山、白砂山、岩菅山、鳥甲山という名山に囲まれている。
・次に千曲川の本流を甲武信ヶ岳まで遡ることができる。 草津白根山〜四阿山〜浅間山から八ヶ岳連峰までを含む巨大なU字型の地形である。
・その隣が犀川だがこれも3つの大きな流域を持つ。南から順に奈良井川、梓川、高瀬川である。
・犀川の下流で高妻山を源流とする裾花川が合流する。
ちなみに長野県の白馬村と小谷村の水は糸魚川市の方に流れる(姫川水系)。白馬村南の青木湖が姫川と犀川との境目になる。
このように本州の中央部分を流れる大河だけあって、様々な山域、数々の高山を含んでいる。敢えて日本アルプス部分を除いて考えているが、それでも山々のラインナップが豪華すぎる。
これほどに日本中の山々の水を集めて流れる川は他にないと思われる。阿賀野川や利根川も数多くの高い山から流れが発するが、信濃川のそれは頭一つ分、、、いや三つか四つ分は抜け出ていると感じる。
特に魚野川と千曲川本流と犀川が大きい。それぞれ一つだけでも私んとこの最上川より広く大きいのでは?と思える。
画像は高根たかねさんのサイト、DamMaps:川と流域地図(https://tiles.dammaps.jp/ryuiki/ )より信濃川水系を中心に置いたもの。
(次の記事に続く)
信濃川と千曲川は同一河川です。
https://x.gd/kH2qm
阿賀野川と阿賀川も県によって呼び名が変わります。
四国の吉野川は高知県でも徳島県でも変わりません。
どうも初めまして。私は山形県民で、基本的に最上川一つで閉じている地域性です。
県境を越えると川の名前が変わるというのは不思議に思えます。
今は遠くから憧れるだけですが、いつか千曲川〜信濃川の山々を訪れたときのために地形のアレコレを学んでいるところです。コメントありがとうございました。
こんにちは〜 (^^)
雑談ですけれど
今、地図を見ていたら
四国の 吉野川 の、
川向かい ならぬ 海向かい の
和歌山県・吉野の桜 の方の 吉野川 は
下流では 紀ノ川 と 名前を変えるのですね
それから、
千曲川 信濃川 も、
長野県(信濃)では 千曲川
新潟に入ってから 信濃川 と
名前を変えるのも 不思議な感じですね
どうも、コメントありがとうございます。
結局のところ昔の国ごとの呼び名が今も息づいているのではないでしょうか。
山も国の違いで呼び名が違うときがあります。船形山(宮城県)と御所山(山形県村山地方)などです。サマルガータとチョモランマとエベレストと同じようなものかもしれません。
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