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写真1&2:暗い時間に歩道から撮ったもの。雪壁が走行中のクルマよりはるかに高く積まれている。
こうなると、、、雪国暮らしの人は分かると思うけど、左折して大きな道路に加わるとき、右方向が全く見えない。
フロント部分を前に出さないと右方向が確認できない。しかしクルマがやってくるかもしれない。
…なのでその前進はヒジョ〜に慎重なものになる。フロント部分がぶつかるかもしれないけど、そのフロント部分を前に出さないと右方向が全く確認できない。当に恐る恐る前進するしかない、クルマが引っ切り無しに走行しているハズの幹線道路に向かって。
このジレンマを私は一人で「恐る恐る右方向確認」、略してO2M現象(オーツーエム、オツム)と呼んでいる。
幹線道路を走っている方にとっても、O2M化したクルマは見えない。雪壁によって互いが見えないのである。
「恐る恐る前進してくるクルマが現れるかも」「いや、現れるに違いない」「ほら来た!」…こんな感じで街中を運転している。
…なので大雪の年の幹線道路では基本的にスピードは出せない。だってクルマ壊したくないもん。
※非雪国の人が豪雪地帯の都市部でクルマを運転するとき、この右方向が確認できない現象に注意してください。40km以上のスピードは出さないことです。急ブレーキでいつでも停まれるスピードが大切です。まぁ、右方向が見えないから自然とそうなります。
そしてこの「雪壁がO2Mレベルに達するか達しないか」が、私の中での年ごとの大雪の基準になっている。
だいたい1月後半から2月半ばにかけてO2M現象が続くと、「今年はなかなかの大雪だナ」と感じる。
O2Mレベルに達しないまま冬が終わることもある。それは暖冬・少雪という評価になる。早い段階でO2Mレベルに達すると、「今年は大雪だナ」という評価になる。
写真3:
これは2022年の1月7日に撮ったものだが、この時点でもう軽ワゴンを上回る高さまで達している(1.5m以上、上に乗って散歩している)。2022年は近年ではかなりの大雪だった。
2025年は今のところ「例年並みの積雪量」という評価になっている。写真3のところは50〜60cmの高さである。
最も雪壁が高いのは数日前っぽかったので、こうして写真に撮り残しておいた。
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