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それまでは山へ行く際にチェックだけしていた私ですが、今年途中からヤマレコデビューしました。
ヤマレコを始めてからは、後でしっかり記録に残さなきゃという使命感があるため、山を歩いている時に今までスルーしていた些細なことにも敏感になりました。記録なんて面倒くさがっていた私ですが、それによって山歩きがさらに充実したものになったなあと実感します。
そんな2012年、今年最後の日記になりますが、私が心に残った山の記憶をレコード大賞的なトーンで振り返ってみたいと思います。
微力ながら、来年の皆様の山選びの参考になれば幸いです。
(まだ年末に山へ行く予定ですが…対象外ということで)
※山の思い出は、その時の天気や体調・気分などによって大幅に変わりますので、ご容赦下さい。
長文になりますが、すみません。
部門別賞の発表!
○ナイスな山頂部門賞
仙丈ヶ岳山頂(写真左:甲斐駒と八ツを望む)
2012年11月4日
正直そこまで期待していなかった仙丈ヶ岳が予想以上に素晴らしくビックリ。
この日は何しろ好天に恵まれ、今年登ったほとんどの山を見渡すことができました。
御嶽山を始めとした長野の山オールスターズ、間近に超秀峰甲斐駒、ナンバー1・2(Mt.FJ・北岳)の夢の競演などなど、ずっと見ていて飽きない大パノラマが広がる。これほどの眺望は北アの山にはないと思う。
こちらとは別に、個人的に最も「感動した」ピークは北ア・奥穂高岳でした。
○ナイスな稜線歩き部門賞
野口五郎岳〜烏帽子小屋
2012年8月14日
半年ほど前から計画を立て、何度も脳内シュミレーションし、今年一番楽しみにしていた裏銀座ルート。
急遽変更したことが裏目に出てしまい、個人的にあまり興味のない表銀座の天気はバッチリで、逆に楽しみにしていた裏銀座の天気は終始最悪でした。
しかし最後の祈りが通じたかな、野口五郎岳あたりから天気が少し回復!
左手にはいつか歩きたい読売新道、右手にはスタート地点の表銀座の山々、そして正面には本コースのゴール地点・烏帽子岳を見ながらの天空散歩。裏銀座は両側を主稜線に挟まれているため歩いていてホントに楽しい。
最後の最後地元の方の温かさに触れたことがこの旅一番の思い出。
好きです、長野!
○ナイスなテン場部門賞
北アルプス・天狗山荘(写真右:バックに白馬鑓ヶ岳)
2012年8月25日
何が一番素晴らしいかと言われると、これと言って特筆すべき点はないかもしれません。
が、早朝天気が良ければ、テントからひょいっと顔を出すだけで北信の山々から昇る日の出を拝め、モルゲンロートに染まる白馬鑓ヶ岳が目の前に佇むロケーションはホントに素晴らしい。
天狗山荘自体とてもキレイで快適な小屋。小屋脇のトイレも同様でテン場から近いのもグッド!スタッフの方の対応も好印象です。雪融けの水場もキンキンに冷えておりウマい。
何よりも、とても静かで落ち着いた穴場的な雰囲気がとても気に入りました。
では、大賞の発表!
○2012年 第1回 myヤマレコ大賞
浅間山(写真中:賽の河原への下り)
2012年5月26日
高峰高原→トーミの頭→賽の河原→前掛山→Jバンド→黒斑山→高峰高原
春〜初夏はどこを歩いていてもそこそこ楽しい季節ですが、こちらは本当に素晴らしいと思う。
浅間山は遠くから見るだけでも感無量ですが、近くに来るとさらに端正極まりない大迫力の山容に圧倒される。
殺伐とした前掛山山頂からの眺望、外輪山が連なる中険しいJバンド、黒斑山から見る大迫力の本山など変化に富んだ素晴らしいコースです。
そんな中、お気に入りはトーミの頭から賽の河原への下りの道。
本山を目の前に草原を下って行く景色が見事なグラデーションになり、強烈な印象が残りました。来年は紅葉シーズンにも行ってみたいなと思います。
そうそう、登山口は断然、高峰高原がオススメです!
天狗温泉は捨てがたいが…
(つい最近行きましたがスッゴいお湯です)
名だたるアルプスの山々を押し退け、堂々の大賞受賞です。
長々ご精読ありがとうございました。
いろいろ辛い時もありましたが、今年は以前から行きたかった山を旅することができ満足な一年でした。
来年も今年以上に素晴らしい旅ができればと思いますので、皆様のヤマレコ宜しくお願いします。
(私も頑張ります!)
ちょっと早いですが、皆様良いお年&良い旅を…
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