内々の話で恐縮ですが、最近は心身ともにどうも調子が悪く…
年内いっぱいは何もするまい・できまいと思っていたのですが、年の瀬を迎え何とか調子の方も上向いてきました。
今年も一年間お世話になったヤマレコ、山に行けずとも個人的にこれだけは書いておかなければ年は越せません。
《第2回 輝く!myヤマレコ大賞》
今年もヤマレコと共に、心に残るたくさんの山行をして参りました。
去年と同様ですが、今年自分が歩いた記録の中から特にワタシの心に残った山の思い出を「レコード大賞」的なトーンで振り返ってみたいと思います。
年末にもう一山歩く予定ですがそれは対象外ということで、今年アップした36の記録の中から選んでみました。
自己満足感満載な日記で恐縮ですが、微力ながら来年以降皆様の山行計画の参考になれば幸いです。
山の思い出は、その時の天気や体調・気分などによって大幅に変わりますので、そのあたりはどうかご容赦下さいm(__)m
では、発表していきますね!
○最優秀「山頂」賞
「福島PR大作戦 前編〜磐梯山で最高の展望を満喫しよう!〜」より
平成25年5月25日
磐梯山山頂
「百名山屈指の好展望」という評判はかねがね聞いておりました磐梯山。
ですので絶対にコンディションの良い時に訪れようと心に決めておりましたが、目論み通り当日は今年一番の天気と言ってもイイくらい。
360度見渡せる独立峰というだけでワタシ的には十分満足なのですが、南側には国内4位の大きさを誇る優雅な猪苗代湖、そして振り向けば裏磐梯の美しい森と大小の湖。
周りの山々はあまり馴染みのないものばかりでしたが、この二つが強烈なアクセントになっておりまして今年訪れたどの山頂よりも一番印象深いものでした。
久しぶりに訪れた福島の地でしたが、ワタシの微々たるPRなど全く必要のないくらい賑わっていたことも印象的でした。
そして改めて東北の素晴らしさを知る旅となりました。
来年こそはもっと訪れたいですね。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-302585.html
○最優秀「登山道」賞
「満を持せずして白砂山〜幻となる前に川原湯温泉へ〜」より
平成25年11月2日
八間山〜白砂山
(写真左:白砂山までの超開放的な稜線)
百名山である甲武信ヶ岳がその名の通り、甲州・武州・信州の県境に位置することは有名な話ですが、国内随一の山深い奥地・上信越国境にも3県に跨がってそびえる山があると知りワクワクしました。それこそがこの白砂山なのであります。
実際にヤマレコなどで情報を調べてみると、山頂に至るまでの稜線がとても魅力的に感じ、今年最高のシーズンに歩きたいと密かな野望を抱くのでした。
残念ながら紅葉のシーズンは逸してしまいましたが、当日は最高の天気。
稜線のスタート地点・八間山に立つと周囲の山々よりも何よりも、白砂山まで続くその開放的な稜線に釘付けのワタシ。
アルプスとはまた一味違う山深い稜線歩きはワタシ好みで、今年一番と言えるかもしれません。
そしてこの辺りから望む鳥甲山は、ひときわ輝くような存在でした。
下山後はもう一つのお楽しみ・川原湯温泉へ。
こちらもワタシ好みのお湯でとても気持ち良く、地元の方ともお話できて楽しい時間を過ごせました。
そんなワタシの思い出とは裏腹に、これほど素晴らしい土地が近い将来ダムの底に沈むことを考えると胸が苦しくなりました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-363726.html
○最優秀「テン場」賞
平成25年1月19日・20日
「雲取山〜冬季テント泊に初挑戦&ナイトハイクで里帰り〜」より
奥多摩小屋テント場(冬季)
(写真中:夕暮れ時の奥多摩小屋テント場)
「宿泊地」ということに限れば中央アルプスの摺鉢窪がとても印象的だったのですが、こちらは避難小屋。
今年はテント泊自体がやや少なめでして、とりわけ際立った思い出もないのですが、その中でも生まれて初めて冬季テント泊を行った雲取山。
いつも何の気なしに通り過ぎていた奥多摩小屋、その素晴らしいロケーションを再認識した旅でした。
テントの入口を開けたすぐ目の前に、西の空がオレンジ色に染まる夕暮れ時の瞬間。
夏や秋とは全く別物なんですよね、胸が痛むような切ない情景が、美しい雪山の力と相まって痛烈に心に残りました。
営業小屋や水場があり雲取山頂も近いので、初めての冬季テント泊に挑戦したい方にはとてもオススメのテン場です。
この山行では寒くて眠れなかったワタシが言うのもなんですが、寒さ対策だけは万全に。
あ、この奥多摩小屋のテン場を魅力的に感じたのは、あくまでも人が少なく静かな冬限定の話ですw
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-262997.html
《大賞発表前に番外編》
○最優秀「温泉」賞
はやぶさ温泉(山梨県牧丘町)
今年の一番は安達太良のくろがね温泉か、それとも前述の川原湯温泉かと思っていたら、ホームグラウンドの奥秩父にこんな素晴らしい温泉があることを交流のあるヤマレコユーザーさんから教えて頂きました。
42℃というバッチリの源泉温度、ヌルヌルのアルカリ性の泉質もさることながら、特筆すべきは湯量ですね。シャワーはもちろん源泉ですが、あれほど豪快な掛け流しはヤバすぎます。
あまり人には教えたくないくらいのお気に入りで、どうやら今後も通うことになりそうです。
今年はヤマレコを通してたくさんの温泉を教えて頂きましたが、ホント素晴らしいところばかりでした。
日帰り入浴 500円/2時間
アルカリ性単純温泉 源泉掛け流し
http://www.hayabusaonsen.com/
ではでは、今年の大賞は…!?
○2013年 第2回 myヤマレコ大賞
「夢の黒部馬蹄形70キロの旅〜五色ヶ原と雲ノ平、どっちがステキ?〜」より
平成25年8月12日・13日
太郎兵衛平〜北ノ俣岳
(写真右:太郎兵衛平にて夕陽に輝くチングルマの綿毛)
今年一番の大型企画で、半年ほど前から計画を練り楽しみにしていた黒部馬蹄形縦走。
行程のほとんどを好天に恵まれ、北アの二大楽園・五色ヶ原と雲ノ平、読売新道へ続く秘峰・赤牛岳など、楽しい時間が盛りだくさんでしたが…
そんな下馬評を覆したダークホース、今回ワタシの一番のお気に入りは、太郎兵衛平〜北ノ俣岳でした。
最寄りのテント場である薬師峠キャンプ場は、鬼のような混み具合であまり楽しい思い出はないのですが…
そこから5分ほど歩いた太郎兵衛平では、今年一番の素敵な時間を過ごせました。
この長い旅の途中、周囲の全てのものがオレンジ色に輝く中、一日の終わりが日本海に沈むシーンは生涯忘れることはないでしょう。
そしてその翌日、この旅ではたくさんの名山へアプローチしましたが、全くノーマークだった北ノ俣岳までの区間にはホントやられましたね。
北アの山々に囲まれる開放的なシチュエーションはもちろん素晴らしいのですが、何よりも登山道が山頂まで終始緩やかなので、気持ちも体も軽い感じで歩いていてとても気分の良い稜線でした。
ネックはワタシのような関東の人間にはアクセスが厳しいことかな。
皆様から今年一番の拍手を頂いたこの山行が、ワタシ的にも一番の旅だったということで感無量です。
ちなみに相方・D-chanのベスト山行もこの黒部馬蹄形の旅で、5日目に歩いた水晶岳〜赤牛岳だそうです。
うーん、どちらをフィーチャーするかワタシも最後まで迷いました(^-^;
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-330190.html
今年も充実した山行ができたのもヤマレコのおかげです。
この黒部馬蹄形のコースもヤマレコで拝見して初めて知ったものですから。
自分の周りに山の話ができる知り合いがいないワタシ。今年はヤマレコを通して自分が歩いた山の感想などを皆様とお話できたからこそ、山歩きがさらに楽しくなったなあと思える一年でした。
さらには、そんな交流のあるヤマレコユーザーさんと実際山でもお会いできましたし。
この期に及んでこの日記をぶち壊すようですが、そんな出会いこそが今年の「大賞」だったりして(^-^;
最後まで長文にお付き合い頂きありがとうございます。
少し早いですが、今年も一年間お世話になりました。
来年も今年以上に楽しい山行ができればと思いますので、皆様どうぞ宜しくお願いしますm(__)m
※閉じてしまうと全体に公開できないためコメント欄は開いておりますが、
ごめんなさい、年内いっぱいはコメントを受け付けておりませんm(__)m
こんちわ
黒部・・わたしもコメント入れてますね
やっぱ、それでしょ
贅沢な時間日にちたっぷりの山行・・憧れます
ふふふ・・いいよねぇ・・北アルプス・・
どこかでお会いできれば、もっといいのにね
でわでわ
わたしは黒部五郎・水晶に一票です
追伸
おっ!お姿を現されましたね
中身は知らねど、人生いろいろ・・たいへんでしたね
ふふふ・・来年もよろしくお願いします。
片道600Kmほどまでは、通えるようです(笑
こんばんは、ウエダさん(^^)v
清き一票を投票して頂き、ありがとうございます
おっしゃる通りイイですよね、奥黒部の山々は
今回の日記を書くにあたり、自分のレコを改めて見ていたらまた訪れたくなってしまいました(^-^;
しかし今の時期は、スゴいことになっているんでしょーね
この前の棒の折はホント申し訳ないですm(__)m
せっかく遠路遙々にいらして下さったのに、なんたるテイタラク…
来年こそは是非お会いできればと思ってますので、こちらこそどうぞ宜しくお願いしますm(__)m
FFF・・DWDW
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