・訪問先:大月市奥山のある沢のもっとも奥まった位置にある集落。
4世帯10人。昨日の真木とほぼ同緯度で直線距離は近いが山が隔てる。
・積雪:1m以上、吹き溜まりは3m。「60cmばかし減った」
・現地までの状況:集落の1km手前までは車が1台通れる程度に除雪済。
その先現地までは徒歩でしか行けない。「孤立集落」住民のおじさん談。
重機が下から作業しているが集落までは進んでいない。
・訪問先の状況:除雪機はあるがひざ程度の高さ以下の雪にしか使えない。
人が通れる道を作ったが、山側には雪がうず高く積もっているので、
せめて軽自動車が通れるようにするために壁を削らないといけない。
・グループの作業:集落から麓に向けて人海戦術で道を広げていく。
下から上がってくる重機とぶつかるところまで。
・付記:まだロクに買い物も行けていないレベルにもかかわらず、
おばあさんがお昼に、自分の家の野菜を入れた味噌汁をふるまってくれた。
少し若い(50代後半?)おじさんは昨日歩きで持てるだけの買い物をしてきたとか。
降り始めの日から毎日除雪をしているのに車が通れるようにならなかった。
冗談っぽくおじさん曰く「孤立を楽しんでいる」とのこと。
車が来れないだけで、集落の中は歩いて行き来が出来たから孤独ではなかった。
・大月市のボランティアセンターについて
今日でニーズへの対応のめどがたち、今週水曜日頃に閉鎖予定。
後は社協の職員や応援の青年会議所など自力でやるとのこと。
→修正:孤立解消が進んだ結果、新たなニーズが出てきて継続中のようです
・ひとこと感想:
それまで通過点だった大月が、山に登るようになってから目的地になった。
その(私の方からの)一方的な結びつきが、今回少しだけ(一方的に)強くなった。
ただそれだけだけど、そう思えたのはきっと、(もしかしら誰かが訪れてきたから、)
おじいさんおばあさんの表情が思いのほか明るかったからじゃないかと思う。
初めまして^^
ボランティアお疲れ様です。
一日目も読ませていただきました。
大変な雪でしたがこういうことはこれからもあるでしょうから、政府には税金を無駄使いせずにこういう時に使ってもらいたいもんです。
孤立は物理的な面と精神的な面がありますから、一緒に食事して話をして笑ったりすることにより楽になり、一時的でも不安解消してよく眠れたとかあったと思いますよ。
「ひとこと感想」は、まさにその通りって感じだと思います。
ボランティア行けてない自分ですが書かせていただきました。
情報等ありがとうございます。
やっぱり人とのつながりって大事ですよね♪
Liccaさんからguruさんの日記のことを聞いて
気持ちはあるけど動けない自分(腰の事とか・・)
が情けなく、実際行動に起こすguruさんが頼もしく
素晴らしいです。
私も山に行きだしてから通過地点ではなくなった大月や奥多摩の檜原村が気がかりで・・・。
私はわたしなりに応援出来たらと思っています。
2日間、お疲れさまでした。
> to-fu-さん
今回の災害では自治体や政府の実働部隊(自衛隊、機動隊など)は
出来る限りのことをしている印象があります。
新潟県から高性能の除雪部隊が応援にやってきたり、
震災の時に甲府市が救援物資を送った水戸市からは
お返しにと職員30人ほどが雪かきに入ったそうです。
出来る人が出来るときに出来ることをするのが
以前よりも自然に出来るようになってきた気がします。
何もないに越したことはありませんが、
仮にもし何かが起きた時に、ヤマレコでも
こんな話題があったと思い出して頂けると嬉しいです。
> konontanさん
今回はたまたま受け入れが大月市であったので
私は参加できましたが、檜原村だったらダメでした。
ニーズがうまく合致したまでで。
情けないとかって全然!
でも、もとから山に住んでる人をナメてはいけません。
皆さん、長い人生で初めての雪にも
悲壮感はありませんでした。
都会のヒヨワなおじいさんおばあさんと比べて、
タフさを感じます。
春になってまた山を訪れておじいさんおばあさんに
出会ったとき、大雪のことを尋ねてみたら、
きっと「ありゃたまげたね〜」と
笑いながら話してくれますよ!
お疲れ様でした。
除雪本当に大変だと思います。
私も先日仕事で除雪しましたが、泣きながら仕事をしたのは初めてだったくらい辛いものでした…
気温が上がっていれば大雨で終わっていたのにこんなことになるなんて自然は怖いですね。
早くいつも通りの生活ができるようになるといいな。
こんばんは。
ばっちり二日連続の雪かき、お疲れさまでした^ ^
道路を広げる除雪は大変だったと思います。
孤立を楽しんでいる、私も同じ言葉を何度か聞きました。
お米、味噌、漬け物と薪炭はたっぷりあって
モノには何も困らない。
集落の皆で夜はお酒飲んでたよ、なんて話も。
インスタントなものを使わない生活は強いなあ、と改めて感じました。
コメントありがとうございます♪
> wasabi_oさん
山の中という典型的なローカルとは真逆な、
グローバルの最前線での雪かき、おつかれさまでした。
24時間265日、稼働できて当然と思われている環境での
プレッシャーは大変なものがあったかと思います
例えば上空の寒気のちょっとした位置の違いで、
雨になったり雪になったり。
そんな気まぐれな自然を完全にコントロールしよう
ということ自体、無理なのかも知れません。
wasabiさんも早くいつも通りの生活に
> pokoroさん
コメントありがとうございます!日記拝見しましたが、
お知り合いのところで雪かきされてきたんですね。
雪に閉ざされると、勿論大変なことが多いでしょうが、
お会いした方々は皆さんしっかりされている
印象を受けました。そういえば80代のおばあさんが
急坂を平気な顔で登ってました。日頃の生活習慣からか、
はたまたボッカの成果でしょうか
今回に関しては、私も疲れたということはあまりなく、
むしろ元気になって帰ってきた気がします
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