続・鷲ヶ巣山余談

2022年10月30日 20:22山怪全体に公開

あの鷲ヶ巣山から2週間が経過しましたがいまだにあの笑い声が脳裏に焼き付いて消えません。もともと肝が小さい人間ではありますが、最近山を歩いているとまたあの笑い声が聞こえるのではないかと不安になります。
「山怪　山人が語る不思議な話」壱弐参巻（田中康弘著　山と渓谷社）は以前購入しましたが、読みだすと怖くて山に行けなくなるので書庫にしまったままにしてあります。今回恐る恐る目次だけでも見ることにしました。すると弐巻には「森の大笑い」「闇に笑う男」「駆け巡る笑い声」参巻には「不吉な笑い声」と笑い声を聞いた経験談がありました。経験されたのは猟師や渓流釣りの方、ベテランのハイカーなど頻回に山に入られている方が多いようです。中でも注目は「駆け巡る笑い声」で私の経験談に類似しており、（私の経験同様に）同行の方には全くその声が聞こえてないことです。また頻度的には女性の声が多いようにも感じます。私も過去に丹沢・檜洞丸で女性の声を聞いた経験があります。
いずれにしても科学的には解明できないでしょう。「山怪」のあとがき文章を引用します。「人知を超えた存在は少なからずあり、それを恐れ敬う行為は人として必要だと考えている」。これからもこの認識をもって山に向かいたいと思います。

2022-10-30 カラスからのメッセージ①

2022-11-01 カラスからのメッセージ②

お気に入りした人

人

拍手で応援

拍手した人

拍手

訪問者数：264人