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北海道夏旅を終え家路を急ぐ道すがら、各地の温泉をハシゴ湯しつつ南下。チョット道草が、気が付けば奥会津に足を延ばす体たらく。
柳津〜只見川流域〜南会津は、鄙びた村の素朴極まる温泉が目白押し。ワタシの大好きな領域だ。
そんな只見川沿いの“♨寸志温泉”を味わいながら、最後に控えし選んだ♨秘湯温泉は南会津きっての秘湯「木賊温泉」
遠い回り道して訪れたのも、只々この岩風呂の愉悦を味わいたいがため
「木賊温泉」はその開湯歴史も古く千年となる古湯。今ではこの湯船目当てに訪れる温泉マニアは引きも切らず。と、いつもの温泉由来前口上から話が始まる。
来てみて驚き桃ノ木口アングリ。湯船を囲っていた屋根や周りの板塀が取り除かれ、のっぺらぼうの岩風呂のみのお姿に。
昨年来襲したあの大きな台風と、その後の度重なる大雨で西根川の源である「帝釈山・田代山」の山崩れで、土砂岩石が西根川に流れ、大雨が降るたびに、流れた土砂岩石で岩風呂が埋没、岩風呂を囲っていた屋根や板塀も流失被害。そのたびに地元の方は埋まった土砂の取り除きで心底お疲れの体。
「木賊温泉」は南会津の貴重な観光の”目玉商品” 人寄せパンダならぬ「人寄せ温泉」でもある。地元は「木賊温泉」を見捨てるわけにはいきません。
そんな地元の方がたの労苦に敬意を表しながら湯船にドボン！
湯ぶねの前を流れる西根川のせせらぎを聞きながら岩風呂に浸かる心地よさ。湯の底から気泡がシュワシュワと我がもち肌にまとわりつき骨の髄までとろけそうだ。
頭にタオルを載せ、目をつぶってグンニャリ手足を伸ばしているお隣のオヤジさんも硬骨（恍惚）のブルース状態となっている。
情の深いお湯で私もつい長々と居候。血液がグツグツ沸騰してきた。
※ 添付写真は、・屋根も岩風呂を囲う板塀も取り除かれ、スッカラカン状態になった木賊温泉岩風呂。
・大雨、土砂被害に遭う前の木賊温泉岩風呂
tokusandesuさん、情報ありがとうございました。
私が最後に立ち寄ったのは、かれこれ５年前。
屋根が無くても男は困りませんが、女性はかなり躊躇する状況ですね
ここには地元のボス的存在の男性が居た記憶があります。
yoshi119 さん今晩は。
木賊温泉も写真のような状態で、わたし的には開放感イッパイでこれはこれで・・・。湯船前のお店の方の話だと、屋根のない状態だと湯船の底の石に�愾瑤�付着し足元が滑り危ないと…。
ご婦人の入浴、そこは気合を入れて脱ぎ捨てていただかないと(笑)
ボス的存在。そう、どこにでも牢盟主のような「主」さんが控えている温泉がありますね。今夏の北海道、羅臼の「熊の湯」富良野の「吹上の露天風呂」でも睨みをきかせていましたよ。
tokusandesuさん、こんにちは
木賊温泉のっぺらぼうですね！でも入ることはできる、と。地元の人の努力に感謝！情報ありがとうございました。
parsleycandy さん今日は。コメントありがとうございます。
「地元の人の努力に感謝」ホントにそうですね。
「日記」には詳しく被害状況を書きませんでしたが、あの大きな台風以来上流の川筋に大岩土砂がゴロゴロ、今夏まで大雨が降るたびにその土砂が流れ湯舟が埋まり何度も復旧。ホントに頭が下がります。
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