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琵琶湖は、全周が約200km。東西の幅が最も狭い場所に架けられている琵琶湖大橋を境に、北湖(一周約150km)と南湖(一周約50km)に分けられるそう。時速20kmで走り続ければ、10時間で周回出来る計算ですが、還暦過ぎた私とプレシニアのsatonyao。普段は自転車に乗ることがありません。無理は禁物ですので、2泊3日の余裕ある行程を組んで出掛けたもので、我々なりに楽しめました。
そこで、気候の良いゴールデンウィークに企画したのが全周150kmの淡路島一周サイクリング「あわいち」なのです。
https://web.pref.hyogo.lg.jp/awk11/awaichi_torikumi.html
東京から車に乗っての遠征です。
折角なので、5月5日は比良山系の武奈ヶ岳に登ってから淡路島に前乗り。6日に島の北端で自転車を借りて東海岸を南端へ。車両は左側通行ですので、島の場合は時計回りに周回すると、常に間近に海を見ることができるのです。そして、7日は西海岸を北上して自転車を返す計画としました。
レンタルは、「CYCLISM AWAJI シクリズムアワジ」さんにお願いしました。島の北側にある複合施設「アクアイグニス淡路島」内にあるレンタル店で、神戸淡路鳴門自動車道の淡路ICを下りると5分程の場所にあります。アクアイグニス淡路島の駐車場を無料で使うことができますので、大変便利でした。
https://www.cyclism-awaji.com/
自転車は、世界中で愛好者の多い有名ブランドTREKのスポーツバイクがレンタルできます。びわいちでは、クロスバイクを借りましたが、サドルが硬くて「お尻が痛い」と感じながらの走行でしたが、こちらの自転車のサドルはクッション性があり、終始快適でした。なお、satonyaoは追加でクッションをレンタルしています。
●1日目
シクリズムアワジを出発し、南あわじ市の福良港に予約をした宿に向います。まずは国道28号線を南下し、洲本市からは県道76号線で山ルートを使い、海岸線を走行する計画でした。
ところが当日は雨。山用のレインウエアを羽織り、つば付きの帽子の上からヘルメットを被っての自転車漕ぎとなりました。洲本までは順調だったものの、本降りの雨が降り続き、南東部の山には厚い雨雲がかかっています。危険かもしれないと山ルートを避け、国道でショートカットする決断をした直後に、私はスリッピーな路面で転倒し、左膝を打撲してしまいました。
それでも、飲食店でランチを済ませて、土産物店で買ったタマネギまで背負い、14時頃には宿にチェックインすることができたのです。
●2日目
打撲箇所は前日には左程に傷みを感じなかったのですが、2日目になると靴を履こうとするだけでも激痛を感じるようになりまして、少しのアップダウンもキツく感じるようになりました。しかし、頑張って自転車を漕がないと帰ることができません・・。
幸いだったのは、前日の雨天とは打って変わり、晴れ間が広がったことでしょうか。海は透明度があって美しく、走るに従って徐々に見えてくる本州の姿。始めて見る景色に気持ちが上がりました。明石海峡大橋が見えた時は達成感があって、思い切って来て良かったとしみじみ思いました。
「あわいち」の路面標示やブルーラインは、ごく一部の区間で整備されていますが、全体的には環境整備はこれからという印象でしょうか。歩道の無い箇所では路側帯の外側は自転車が通行できる幅も無い場合も多く、大型のトラックやトレーラーが脇を追い抜いていく際は怖いと思うことも多かったです。反対にドライバーさんも、私たちみたいにノロノロと走る者がいると気が気では無いかも知れません。
写真1は、島西部の五色浜を走行する様子。
写真2は、「あわいち」の路面標示。
写真3は、淡路市内の県道31号線で海を眺めているところです。
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