以前の日記のその後
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『そんなに気になるなら調べてみたら？』
お世話になっている内科の医師に言われ、なんだかんだと逃げていた採血をしてもらった。
そして、腎臓の専門医の紹介をしてもらった。
採血の結果を持っていくように、と。
クリニックで、平日休みの日に行けるのでお休みをとらなくてもいいし、予約も取りやすいみたい。相談事も、しやすいかもしれない。
以前行ったところは、病院で月1回しかやっておらず、予約は何ヶ月も先になる。お休みも取らなければならないし、次は蛋白尿が出るようになったら来てと言われたので、現段階では敷居が高かった。
耐性をつけておくために、先に内科の医師に聞いてみる。
「山は、どうやったら続けていいって言ってもらえると思います？」
『命が惜しかったらやめろって言われるんじゃない？』
半分笑いながら辛辣なことを言う。冗談か、本気なのか、確かめる勇気がない。
採血の結果が出るまでの2日間、胃とお腹の調子が悪かった。思った以上にビビっているらしい。
結果は・・・。異常値はなし。
以前から、健診などでも血尿以外の異常は出たことがなかった。
が、正常値内だけどギリギリといった所。
『うーん、良くは、ないねえ、悪くもないけどね。お、◯◯の値は増えてないね、良かったじゃない。』
病気の指標になるらしい値は増えていないが、腎機能はこれから悪くなっていくのが確定している中では、余裕があまりないということだろう。
来週のお休みの日、腎臓の専門医を受診する。
まだ、山はダメとは言われないと思う。
（だって、一応全てのデータは正常値、腎機能もギリギリ正常値）
どんな風に山と付き合えばいいのか、聞いてみようと思う。
脱水には絶対にならないように気をつけるから。
3時間毎にトイレに行けるような環境だったら、いいだろうか？
3時間位で登って降りてこられるくらいの山ならいいだろうか？
千葉は低山の宝庫。千葉に住んでいることを感謝する日が来るかもしれない。
やめなくてもいいかもしれない。
2ヶ月前の私なら、きっとそれで満足できた。
でも、今はもう少し長く歩きたい。
どうしたら、それができる？
腎機能を維持するためにどうしたらいいかも聞いてこよう。
今から、減塩はもちろんだけど、タンパク質の制限やカリウムの制限をしたら腎臓の負担を減らせて長持ちするだろうか？
プロテインを飲んだり、ナッツや豆を好んで食べたり、味の濃いものを好んだり・・・。
油断しきっていた私は、ずっと何にも気をつけてこなかった。
良かれと思ってやっていたことは、腎臓に負担をかけていたのかもしれない。
明日の遠出は地震の関係で中止とした。
近場の山に行ってこようと思う。
腎臓に負担をかけないように、水分を十分摂りながら。
もう長くないかもしれないと感じ始めた私の登山。
一つ一つを大切に、大切に、味わっていこう。
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