年金受給手続き

　一昨日、年金受給の年齢になった。　と言っても、手続きしなければ受給できない。　一日を争って手続きする必要もないのだが、やるべきことをやらないと落ち着かないので、誕生日当日に市役所で戸籍謄本や住民票を入手し、年金相談の予約をとるべく「ねんきんダイヤル」に電話した。　翌日、つまり昨日の16時なら可能とのことだったので、それでお願いした。
　昨日は早めに年金事務所に行き、番号札を貰って待っていると、10分ぐらい前に呼ばれた。　カウンター席に着き、申請書と関連書類を提出し、それを係の人がチェックするのを見守る。　10分ほどで最後のページまで終わり、これで終わりかと思いきや、ダブルチェックをするのでもう少し待て、とのこと。　更に数分程待って、やっと手続きが完了した。　その後、年金額の説明等があって、トータル20分ほどで全て終了した。　他の人と比べようもないが、割とスムーズに進んだのではないかと思う。　
　滞りなく事が進んだのは、事前に銀行開催の書き方セミナーで記入方法をレクチャーされたからだ。　項目の多くは説明が無くても記載可能だが、どう書いたら良いか迷う所が幾つかあり、それを教えてもらったのが良かった。
　銀行が開催するというのは、自行にメリットがあるからだというのは誰でも判る。　申請書類の年金振込口座には自行の口座を記載して貰う事を、当然期待しているはずである。　ところが、セミナーは7・8人の参加だったが、その中の一人が違う金融機関の口座を書いたらしい。　それを見た講師（銀行員）は複雑な表情で、次回は．．．云々と言っていたが、次回があるのだろうか。　思いがけない展開であわてたのだろう。　セミナーの終わりに洗剤等のお土産を貰ったが、その人も貰ったのだろうか。　自分にはできない。