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ジャズばかりを聴いていた頃は管楽器が主で、ピアノはあまり聴かなかった。 なので、秋吉さんに関しては、ルー・タバキンとのビッグバンドとして多少なじみがあったが、ピアニストとしての演奏は殆ど聴かなかった。 とはいいながらも、何度もグラミー賞を受賞し、日本のジャズ界のBIG NAMEであり宝でもある秋吉さんがこんな地方に来てくれるとあれば、これを聴き逃す手は無いと、市の広報で開催を知ったその日にチケットを購入した。 (ミーハーと言われれば、その通りだけれど)
7時過ぎに開演し、秋吉さんと言えばこの曲ということで、先ずは1曲目が"Long Yellow Road”、その後MCを挟みながらガーシュインやご自身の曲を、全部で10曲ほど演奏された。 ピアノソロなのにベースが伴奏しているかのように心地よくリズムを刻む演奏で、あっという間の1時間半だった。
MCではガレスビーやバド・パウエル、オスカー・ピーターソン、マイルス等が歴史ではなく、秋吉さんの自分史の中で語られ、改めて偉大さを感じた。 秋吉さんというと何か怖い(厳しい)イメージを持っていたが、おちゃめな面を見ることができ、親しみを感じることもできた。
11月にはカーネギーホールで米寿を祝うコンサートを開かれるとのこと、御健勝をお祈りいたします。
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