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まずパッケージにドライレイヤー的な用途に関する記載が無いところからもわかりますが、ドライレイヤーとして使うのはちょっと問題がありそうです。
■汗冷え
ドライレイヤーは汗を肌から素早く離して、気化熱による必要以上の汗冷えを防ぐことが役割となりますが、このワークマンシャツ、汗あんまり吸ってくれません。
僕はかなり大汗をかく方なんですが、ファイントラックのスキンメッシュでは感じたことのないびしゃびしゃベタベタ感。
そして風の通る稜線にでると寒い寒い。
特にベルト類で圧迫されない腹〜みぞおちが冷える。
服を手で押すとメッシュ部分から汗が滲み出てくるので、問題は体のラインに合った適切な着圧がかかっていないことにあるのでは。
速乾性は良いので、横移動系のハイクになって汗の量が少なくなってくると快適なんですが、序盤のハイクアップのような大量発汗する場面だと厳しいかなーという印象です。
「びしゃびしゃに汗をかく→ザックを下ろして休憩→ザックを背負うときにひんやりして不快」という汗かきあるある現象を防止する役目は果たせていました。
■匂い
思ったより体臭はつきません。汗をかいて乾いて、というサイクルを数回繰り返しても顕著に汗臭くはなりませんでした。
ただ、そもそもとしてポリエステル臭いというか、速乾シャツ特有の独特の匂いがあります。これ洗濯しても落ちないんだよな...
■総評
とはいえ780円。5000円程度する服と比べちゃ可哀想ってもんです。
びしゃびしゃになるほど汗をかかなければ十分使えると判断しましたので、春秋のジョギングとか低山の散歩くらいならこれでいいんじゃないかな、という感じです。
ドライレイヤーとしては個人的にはミレーの網の方が好きなんですが、スキンメッシュの最大のメリットは「ジップネックシャツを着て網チラしてもあんまり恥ずかしくない」という所にありますw
ジップシャツの首元から覗く変態網はかなり変態力が高いので...
スキンメッシュだとあんまり気にならないんですよね。
僕はスキンメッシュを長持ちさせるためにも、汗冷えが致命的になりかねない山はスキンメッシュで、樹林帯を出ない低山ではワークマンで、と使い分けていこうと思います。
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