スキー雑誌なんて買わなくなって久しいんだけど昔のスキー雑誌の復活ということで買ってみた。いや刊行されてた当時読んだことがあるわけではないんだけどね。
http://www.amazon.co.jp/dp/4635924351
半分はスキー場紹介、1/4はマテリアルの宣伝という感じで、俺にとっては割とどうでもいい内容なんだけど(あくまで俺にとってだよ!これからスキーを(また)やろう、って人にはとっても参考になる魅惑のコンテンツだよ!)、たった11ページ(扉ページ含む)の
Back to 80's〜90's スキー熱狂時代
という特集記事に惹かれて買ってしまった。
(ちなみに「80年代」や「90年代」を英語表記するときは"80s" "90s"が正しい。アポストロフィは不要)
一応80年代といえば、俺もスキーをやっていた時期ではあるけど、なにせトーホグの田舎の一般家庭の小学生でしかなかった俺にとってはバブルそのものも無縁な存在で、ましてやスキー場といえば家から30分のロコスキー場か、年に1度か2度連れてってもらえる県内最大のスキー場がほぼすべて。数年に1度、県境を超えて雫石に連れてってもらえるときは死ぬほど嬉しかった、そんな感じ。苗場だの白馬だのの喧騒はまったくあずかり知らぬことであったので、「わたスキ」をはじめとする各種「史料」で当時の雰囲気を知るのは素直に面白い。
当時のスキー文化(と言えるのか?)に戻りたいとはもちろん思わないけど、今の「マニア」にすがってようやく命脈を保っているスキー業界もまた健全とは言えないだろう。バブルの悪影響を受けず、趣味にも"on my own"を求める若者が一定の年齢層に達した今こそ、一過性のものでもなく一部のマニア向けのものでもない、健全なスキー文化を根付かせるチャンスだと思うので、こういう「スキー場にいけばこんなに面白い」「スキーが滑れればさらに面白い」ってことをアピールする媒体はもっと増えてほしいね(そういう意味では2013年に出たpopeyeの「スキー人気、復活!」号は衝撃だった)。
本来であれはSAJが、そしてSJ・SGがそれをやるべきなんだろうけど現状はね…。
あ、あと記事の中では当然「わたスキ」についても触れられているんだけど、吹き替えをやった今では大物のデモ(名前は出てないけど分かる人にはすぐ分かる)のことを高橋ひとみ(ヒロコ役)が「あの子」呼ばわりしてるのが地味にウケた。あんたよりはるかに年上だよ!w
さて、そんなわけで、そろそろ今年も「わたスキ」を借りてくるか…。
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日記
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takmakiさん こんばんは
Skierは山渓が出していたんですね。
テクニックとマテリアルのことばかり載っているスキー雑誌の多い中、スキーリゾートのレストランの食事のことだとか、一般受けする内容が多く載っていて良かったと記憶しています。ミスSkierコンテストがあったり、水着のお姉さんが、ヴァノワーズ(フレンチアルプスの一部)の山々を背景にデカデカと表紙に映っていたり、多少ミーハーな所はありました。
shokunpanaさんこんばんは。
特集記事の中には、Skier誌自身のバックナンバーを振り返るコーナーもありまして、確かにそんな感じのミーハーでバブリーな誌面でした(そしてそれにセルフツッコミを入れてました笑)。
今よりもいい意味でテキトーで、おおらかな時代背景が見えるようで微笑ましかったです。
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