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ぼっちが団体登山の皆様とすれ違うとき、道を譲ったら、どうぞ遠慮せずに進んであげてください。
譲り返されると、ぼっちとしてはとっても嬉しいのですが、そこが面倒な岩場だったり、山腹の急斜面に付けられた細いトラバースだったり、ぐじゅぐじゅにぬかるんだ場所だったりすると、ぼっちはひょっとしたら顔でニコニコしながら「う…めんどくさい」と思っているかもしれません。いや、私は決してそんなことありませんが。
登山に限った話じゃないと思いますが、道路交通の一般的なマナーとして、すれ違いにおいて一方が止まっていてもう一方が進むといった状況になった場合、「進む」方に、相手に迷惑をかけないようにする義務が生じます。登山の場合具体的には、体やザックがぶつからないように、岩場であれば石を転がしたりしないように、ぬかるみなら泥をはね上げないように、「進む側」=「譲られた側」が「止まっている側」=「譲った側」に対して配慮する必要があります。
ここで、「譲る」方と「譲られる」方の人数という要素を勘案してケーススタディしてみましょう。
ケース1)「譲る」方が1人、「譲られる」方が10人の場合
この場合、「譲られた」10人それぞれが、「譲った」1人に対して、迷惑をかけないようにすれ違えばOKです。すれ違いそのものに要するスペース(「譲る」側の退避スペース)も1人分で済みます。
ケース2)「譲る」方が10人、「譲られる」方が1人の場合
この場合、「譲られた」1人が、「譲った」10人に対して、迷惑をかけないようにすれ違う必要があります。すれ違に要する退避スペースも10人分のスペースが必要で、もし10人が退避している長さの間に、一部幅が狭くなっている等すれ違いに適さない箇所があれば、その部分を通過するために「譲られた」側はアクロバティックな歩き方をしなければならないかもしれません。
というわけで、ぼっちからすれば、ちょっとの間立ち止まって、安全にすれ違いをしてもらえる方がありがたいのです。ぼっちが譲るときは、単なる謙譲精神、譲り合いの心よりもこういう打算が働いているのです(いつもとは言いませんが)。なのでぼっちに譲られても何ら負い目や感謝の気持ちを持つ必要はありません。どんどん行っちゃってください。
それにしてもこないだウケたのは、山女子(笑)10人からのパーティとすれ違うとき、ゆずってくれたは嬉しいものの、全員がぐちょんぐちょんのぬかるみの上に出ているわずかな横木や石の上に立っているもんだから、こっちはぬかるみの中を強行突破せざるを得なくて苦笑い…あれはひょっとしてバカにされていたのかなぁ?
まあそういうわけでして、しつこいですが、ぼっちが道を譲ったら感謝も負い目も必要ありません。「行ってやるぞありがたく思え」ぐらいの気持ちで遠慮なく進んでください。以上ぼっちからのお願いでした。
takmakiさん、こんにちは。
最近のツアー登山では20人以上が連なっている場合も多く、そういう団体(あえてパーティーとは言いません)は統率も出来ていないため、他の登山者への迷惑も考えずにダラダラと登山道を封鎖している場合も多いですね。
狭い場所でのすれ違いは人数に拘わらず避けるべきで、ご指摘の様な場合は「通れません」とハッキリ言った方が良いかと思います。
こんにちは、そう思います。
自動車だったら登り優先、疲れて登ってるときに「どうぞ、どうぞ」は困りますね。
最近は先にスペース見つけて「休みます」「休ませて」って言っちゃいます。
初めまして。こんばんは
ホントそう思います。osanpoさんとも同じです。疲れて休んでいるときの「どうぞ」はキツいです。待っていてくれているから、と疲れた身体に鞭打って進むのはツライ
hirorineも「休みます」って言っちゃお
>MATSUさん
こんにちは。いつか思い切ってダチョウ倶楽部ばりに「どうぞどうぞ」って言ってみたいです(笑)
でも現実には歩き始めてから「おいィ?これ通れないんですけど」と気づき、今更「すんませんやっぱ無理w」とか言えなかったりする小心者なワタクシです。
>osanpoさん
こんにちは。そうですね。休憩してることをアピールするために、木や岩にぐでーっと寄りかかってみるとかどうでしょう。逆に心配されちゃうか(笑)
>hirorineさん
こんばんは。そうですね〜。せっかく譲ってくれてるんだからと無理して歩き続けると、焦って転んだりつまずいたりする率がとっても上がりませんか?え、そんなのお前だけ?ごもっともです(爆
団体の方は先導してるひととかが、しっかり指示してくれるといいですよね。先どうぞとか言われても追いついた側からすぐに抜かしてけって、疲れてるときは無理。
安全なとこや広いスペースまで後ついて行きます。
あと梯子とか詰まる場所は譲って欲しい。プレッシャーかけてるみたいで、何かあっても嫌ですし、先に行きたい。
ぬかるみ談は酷いですね
こんにちは〜
自分はかれこれ30年くらい山に登っていますが、昔から登っている者としては登りが優先と教わって来ているので、自分が山を歩く時に下りの時は一旦止まって登っている人に必ず譲っています。で、その登っている方が譲ってくれたら初めて先に下るって感じです。相手が単独であろうと、パーティだろうが、団体だろうが…あくまで決定権は登りにあると思っていましたが…考え方が古いのかな
takmakiさん はじめまして。「ぼっち」仲間の私には
お気持ちわかります。私は性格的にめんどくさがり
なので 可能な限りかつ安全な退避場所を確保できれば
自分が登りでも ケース(2)にならないように
極力ケース(1)に持っていけるように 山では前方の
音(クマ)も含みますが 団体さんの話し声にも
注意してます。近づいてきたら まず退避場所を確保
して 5分でも10分でも団体さんと行き違うのを
待ちます。
スラロームのようにかわしていくのが大変なので
軽く木にぶら下がって、ストレッチとかですね。
先に「行かないよ」主張しちゃいますね。
「どうぞどうぞ」が決定権を奪われちゃう、威圧感に思えるときありますからね。私みたいな蚤の心臓ですと。
>K guminさん
こんにちは。そうですね。追いつかれた方はプレッシャーを感じてしまうと思うので自分の場合、あ、追いつきそうだなと思ったら少し距離を開けるようにしてます。向こうが立ち止まっても、「今は追い越したくないな」と思ったらこちらも休憩するフリをすればいいし(笑
>takamoさん
こんにちは。私も登り優先はできるだけ守るようにしてますし、こちらが登りのときに譲ってもらえたときは(通行困難な譲られ方でなければ)ありがたく思います。パーティとしてしっかり統率が取れていれば、ケース2に挙げたような場面でも困った思いをすることはほとんど無いので、ケースバイケースといったところでしょうか。
>miccyanさん
こんにちは。なるほど、相手(団体さん)がこちらを視認するより前に立ち止まって休憩でもしてるフリすればよさそうですね。こんど実践してみます(笑
>osanpoさん
>「どうぞどうぞ」が決定権を奪われちゃう、威圧感に思えるときありますからね。
あーまさに同じように感じてます!
仲間ですね(笑
takmakiさん、こんにちは。
団体さんの引率者が、周囲の登山者の状況をキッチリ把握して統率をとって行動しているケースの方が「稀」だと思います。
声に出して、意思表示した方が「吉」でしょう。
良くすれちがっているはずなのに、あまり困らないと思って考えてみたら、ほとんどが下山でのすれちがいになっていた事に気付きました。
「登り優先」で団体さんが動く形になっていた訳です。
ということでとにかく早くスタートがいいのかなと。
>Piranhaさん
その通りですね。これからはそうしたいと思います。
ま、一応単独の人間の心理も知っておいてもらえればありがたいなーくらいの気持ちで書いたので、譲ってくれる方の善意まで否定するつもりはありません。なんだかんだで、山で知らぬ人と挨拶交わすだけでも気持ちいいものですしね。
>komadoriさん
山での早立ちは三文どころか三千円くらい(?)の得ですよね。朝の山の静けさを味わえば、二度寝の誘惑を絶ち切って早起きしてよかった!と思えます(笑
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