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神戸はブラジル移民発祥の地で1908年4月28日に日本ではじめての移民船「笠戸丸」が神戸港から出港しました。
この施設は当時移民収容所としてブラジルへの移民志願者が出港を待った施設です。
貧しい農家の人々が移民とは言いながら、体の良い口減らしでブラジルにわたりました。国に騙された人々は、出稼ぎ感覚だったのに、ブラジルのコーヒー農園などで大変な苦労を味わうことになりました。
移民収容所の様子は石川達三の「蒼氓(そうぼう)」という小説に書かれています。山下達郎の蒼氓という曲もこの小説にインスピレーションを得た曲とのことです。蒼氓というのは青く果てしないという漢字ですが、「人々」や「人生」という意味で使われています。
交流センターにはブラジルの国花であるイペーの木がたくさん植えられています。この花には、当時ブラジルにわたった人々の思いを伝えたいという思いが込められています。今年はもう花盛りを過ぎ散りかけとなったので移民船の出港日の28日を待たす会社の昼休みに見に行きました。皆さんもハイキングのついでにぜひ寄ってみてはどうでしょうか
つい先日、私も静岡の実家の近くて、それは鮮やかな黄色の花を見つけました。
こんな花があるなんて知らなかったので写真に撮り、その時は何の花かわからなくて、後から調べてイペーの花だとわかりました。静岡市内にもいくつかあるようです。(昔はなかったと思います)
日本の春の樹木の花は、ピンク色が多いので、木の背丈も高くて、鮮やかな黄色のイペーの花は人目を惹きますね。
静岡は温暖なので、きっとイペーの木もよく育つのでしょうね
イペーの花は、とても華やかですが、花びらが散る感じは日本の桜とよく似て、イペ吹雪という感じでとても気にいっています。
黄色だけではなくピンクや白のイペーもあるようですよ。
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