2016-10-07伊那富士（戸倉山）

台風一過、朝快晴、ウキウキ。登山口途中の「夕陽の丘」で山の景色確認。空木の山頂は雲がかかっているが、宝剣、木曽駒は朝日に輝いていた。今日は絶景が見られるぞと、期待に胸ふくらませて、伊那富士のキャンプ場コースの登山口から登山開始。普段なら登るにつれてよくなる景色が今日は逆。山の麓から湧き出してくる霧、山の頂上から流れ下るガスで遠景はますます霞むばかりでついに霧に包まれる状況になってしまった。それでも頂上ではねばって待った。霧が少しずつ上に流れていく状況が見られいつか姿が見られるはずと。その願いがかなったのか、山頂が数秒ではあるが、その姿を見せてくれた。

見せてくれ　祈る気持ちで　雲が飛ぶ　
いま見えた　構えた先に　姿消し
おっ見えた　どこどこあそこ　もう見えぬ
ねばりがい　とったぞあそこ　駒仙北
天空に　浮かぶ中アは　雲の上

けたたまし　鹿の鳴く声　この季節
森じゅうに　響きわたった　キューン音
まだ早い　紅葉の季節　あととうか