2013-08-28槍ガ岳

富士山は、日本のシンボル。まず山に登って富士山を探してしまう。その姿が見えたときの感動はまた格別。次に北の槍が見えるかなと探す。中アからも南アからもあの尖った鋭鋒はすぐわかる。槍ガ岳は私の憧れである。あのてっぺんに登って、今までに登った山々を見てみたい。そんな夢が現実となり、槍ガ岳に初めて挑戦することになった。考えただけでわくわくしてくる。しかしまた、あの険しい山に登れるのだろうかと不安もよぎる。8/28に新穂高温泉を出発し、槍ガ岳山荘まで。次の日に槍ガ岳を登って帰って来る、計画だ。登る途中でいろんな人と出会う。山頂付近はガスで何も見えず、あきらめて帰って来る人。日帰りで、槍を征服して帰路を急ぐ健脚。天気は時の運とはいえ、明日の天気が気になる。快晴を願って山小屋めざして進んだ。

胸躍る　目指した山は　槍ガ岳
行けるかな　登れるかなと　不安あり
日帰りの　健脚者に　励まされ
花畑　写真とりとり　進み行く
あっ見えた　あの小屋までだ　頑張ろう
ガスの中　稜線を行く　人現れる
目標は　あの旗までと　一歩ずつ
テント場を　過ぎた向こうに　小屋見えた
ストーブの　燃えてる宿に　たどりつき
予約なく　運よく個室に　滑り込み
乾杯の　ビールの味は　代えがたい
頂上に　向かって伸びる　灯が点々
日の出待つ　着込んだ人の　手にカメラ
甲斐駒の　左に見える　富士の山
ぐるりんと　見渡す展望　夢のよう
影槍を　写してくれる　朝日かな
くっきりと　浮かぶ影槍　我の前
乗鞍に　かくれんぼしてる　御嶽みっけ
爺鹿島　白馬旭　一望に
この天気　くれた神様　ありがとう