|
|
|
最近は今年の夏に以前歩荷して頂いたモルタルで土間の補修をするために久しぶりに登ったのを最後に体力的な事や膝の故障もあり登っていませんでした、が先日さる方から「十文字小屋の小屋番さんが連絡を欲しい」とのメッセージを頂きました。で、十文字小屋の小屋番さんに電話をかけました、山小屋の土日は忙しいだろうと平日の仕事の合間ににかけたのですがこちらは仕事の合間なので予想外の内容に混乱でした。
なにぶん予想外の内容でしたのですが、およそ以下のような内容でした。
貴方は破風山避難小屋で薪を作っているそうだが、小屋のある所は尾瀬と同じ特別保護区なので枯葉一つ持ち帰ってはいけない場所であり、薪を作ってはいけない。そもそもそんな場所に薪ストーブを設置した埼玉県が間違っている。
埼玉県にある他の避難小屋も同様で、あくまで避難小屋であり、宿泊を前提としての利用をしてはいけない。小屋の管理は埼玉県から委託された山小屋が行っており、私物を置いてはいけないので撤去してほしいとの事。
十文字小屋近くにある「四里観音避難小屋」や「白泰山避難小屋」の整備や薪作りをしていた○○さんと言う方がいらしたのですが、その方にも同様の連絡をしたとの事でした。
私が件の小屋で掃除や修理、薪作りを始めたのは2019年で、「何で今更」と思いましたが残念ながら正論なのでしょうね。
私の知る埼玉県の四里観音避難小屋、白泰山避難小屋、樺避難小屋、柳避難小屋はいずれもストーブが設置されておりますが、ストーブのある避難小屋は全国的には珍しいようです。
東京都にある避難小屋も宿泊を前提とした利用はNGとなっていますが、実際に宿泊する登山者は多く、以前、雲取山避難小屋に宿泊した時は大勢の宿泊者がいましたし、酉谷山避難小屋も有名で一度行ってみたいと思っていました。
破風山避難小屋のように木を切ってはいけない?場所にありながら薪ストーブがあるというのはいかにも矛盾していますが、私が数年前に小屋周辺のゴミを集め撤去を埼玉県にお願いした時にも「清掃や薪作りをしています」と申告しましたが、おとがめは無かったので、とりあえず黙認されていたようです。
破風山避難小屋の「利用者ノート」にも甲武信小屋の小屋番さんの書き込みが時々あり問題があるとは思っていませんでした。
十文字小屋には大量の薪が積んであります、許可をとっているので問題ないのでしょうが破風山避難小屋や他の避難小屋で燃やされる薪はわずかなもので、自然環境に与える負荷は営業小屋の比ではないと思います。燃やすのは僅かな倒木であり、法律で定められた伐採に当たるのかも?です。
そんな訳で勝手にいろんな事をしてきた破風山避難小屋ですが宿泊を前提とした利用はいけないそうです。
私は、最後にこの冬に破風山避難小屋に日帰り予定で登ってみようと思います、もしかしたら体力的に下山困難と判断し避難小屋に宿泊する事になるのかもしれません。また寒さに命の危険を感じストーブを燃やすかもしれませんが。
でわでわ
静岡の深南部なんて営業小屋はおろか避難小屋も無いので、奥秩父の小屋群はとてもうらやましく見えます。
ましてストーブまであるなんて!!
十文字小屋の方も、いちゃもんつけるなら埼玉県にするのが筋とも思いますがね〜。
計画通りに行動しても、頭もお腹も痛くなることがあるので、そんな時は避難小屋で一晩でも二晩でもゆっくりされれば良いと思いますよ(笑
それにしても居心地の良さそうな所ですね!!
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する