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http://www.town.ogawa.saitama.jp/emergencyinfo/0000000016.html
【緊急情報】クマの出没に対する注意喚起
[2016年10月7日 17時07分]
10月7日午前10時頃、小川町大字腰越地内の笠山において、
体長約1.5メートルくらいの熊が1頭、目撃されています。
熊を見たら、絶対に近寄らず、逃げてください。
そして、小川警察署または小川町役場へ通報をお願いします。
≪通報先≫
小川町役場0493−72−1221
小川警察署0493−74−0110
○寄居町防災無線
http://www.town.yorii.saitama.jp/soshiki/01/kumamokugeki2016-1005.html
【防災無線】クマ出没に関する注意喚起
防災行政無線・メール配信サービス情報
放送・配信日:10月5日(水曜日)
本日、午後5時10分ごろ、荒川にかかる八高線の鉄橋の下付近を、大字藤田地内から折原地内へと泳いで渡る2頭のクマの目撃情報がありました。
クマを目撃した際には、近寄らず身の安全を最優先としてください。
問い合わせ:寄居警察署(048−581−0110)
本来、この地域にクマが生息してはいないのですが…県内でも城峯山周辺には相当数のクマが生息していて、今年のようにドングリなどの山の木の実が不作の年は、こうしてはぐれ出てくるクマが寄居町で目撃されます。
そうしたはぐれクマは、たいてい人目を避けながら外秩父の主稜線を南下して、刈場坂峠〜旧正丸を経て武甲山域〜有間山方面へ抜けていくのがパターンで。
昨年は、大野峠から赤谷、芦ヶ久保〜二子山というルートを辿ったケース。
一昨年は、旧正丸から伊豆ヶ岳〜飯能アルプスを経て永田台団地へ出没したケースなどがあります。
しかしながら、今回のクマは官ノ倉から腰越、笠山へと至ったと思われ、比較的人里近くを通っているのが特徴で、しかも幸いにも大事には至らないまでも人が襲われて(服が裂かれただけで済んだ?!)いるために、既に「人に慣れている」と考えられます。
ほんらいクマは非常に用心深く、人には近寄らない性質を持っているはずですが、こうして人に慣れてしまっているクマは、だんだんと人を恐れないようになっていくので心配です。
また、こうしたはぐれクマは移動速度が速いので、もう既に外秩父山域から出てしまっているかも知れませんし、10年ほど前には堂平山域に半年ほど棲みついていたケース、またときがわで養鶏場が立て続けに全滅被害に遭ったケースもあるので、大霧山、堂平山、笠山をはじめ、外秩父、奥武蔵といった広範囲に警戒が必要です。
しかも…寄居で2頭目撃されているわりに、笠山で1頭ということは…一緒にいたけど目撃されなかっただけなのか?別々に分かれてまったく別の場所にるのかもわかりません。
今年は秋田県鹿角市で4名が立て続けに犠牲になってしまったケースは記憶に新しいですが、県内でも両神山と、若御子山遊歩道でクマに襲われ重傷を負われた方々がいらっしゃいます…気を付けてまいりたいところです。
こんにちは。
最近の熊出没や人身事故を見るにつけ、熊よけスプレーを常備すべきかなあと思うようになってきました。
人身事故を起こしていない、下界に降りてきただけの熊に対してゴム弾で威嚇して山に返したりするようですが、これは人に近づくとろくな目に合わないということを体得してもらうためだと思います。
一般登山者も熊よけ(カプサイシン)スプレーで威嚇できれば、同様の効果が期待できるような気がします。もちろん正しく使えて逆襲されない事が絶対条件ですが。
逆に、遭遇しても何事もなく回避してしまうと、「人間って特に危ない事ないな」と熊が学習してしまいそうで逆に怖いです。
では。
ta_ht81s さん、コメントありがとうございます。
今年も野生動物による人身被害が増えているようで、県内でも10年ぶりにハイカーが被害に遭うという事故も起きてしまいました。
ジブンの尊敬する登山家(厳密には登山家ではなくて、登山に関わる仕事で山に入ってる人?)の方も「クマ除けスプレーの携帯(一緒にスズメバチ駆除スプレーも!)」を、
しかも、すぐ手に取れるところに提げている!!
とのことです。
本来、国内でもクマを含めて、多くの山の生き物が狩猟対象であった時代は、こうした野生動物から見れば、ヒトは最大の脅威であり畏れの対象であったわけ、ヒトの姿や気配をほんの少しでも感じれば一目散に逃げていくのが当たり前であり。逆を返せば、人から見ればあまり野生動物の姿を目にすることはなかったはずでした。
しかしながら、山林を含めて開発が進み、ぼくらのような遊興目的で入山するハイカーが増えたことで、野生動物がだんだんとヒトに慣れ。しかも同時に猟友会をはじめとする猟師の減少、「自然保護」という名の狩猟制限によって、逆に野生動物が増え過ぎて生息数がコントロールできなくなり異常増殖を招いてしまっています。
結果的に人を恐れることをなくした、野生動物が人間を襲う!
ということが、これからどんどん増えていくことでしょう。
ほんとうは、猟友会の猟師が増えて、野生動物にヒトへの脅威の記憶を刻み直すことができれば一番なのですが…農林分野のそうした政策はとても期待できず。
おっしゃるようにぼくら一般ハイカーが「クマ除けスプレー」で、こうした野生動物を撃退できれば、それも彼らの苦い記憶となって有効に働いでいくでしょう(遺伝子レベルで恐怖を彼ら刻み込むには相当時間がかかるが…?!)。
しかしながら、「クマを遠くで目撃」〜「けっこう近くで遭遇」「威嚇され」…そして「攻撃を受ける」というプロセスの、攻撃を受ける段階までいかなければ「クマ除けスプレー」の出番はないわけで、逆にクマが攻撃の意思がないのにこちらからクマ除けスプレーで「攻め」に出るのはとても危険です。
とはいえ、こうして目撃情報ばかりか、県内で被害に遭う人が増えているということは、そうした人に慣れてしまったクマが多いのも事実。
山に入るときには「クマ除けスプレーを携帯」して、もしも…のときには、そうした人に慣れてしまったクマに、
「人を襲うと…痛い目に合うよ!」と教えてあげるという意味もあるやも知れない?
ので、護身という目的の他にも「クマ除けスプレーを持つ意味」がありますね(オイラも買ってこよ??)。
それが、本格山岳の高山や深山ではなく、笠山という身近な里山で起きている…というところが重大で、どんなハイキングでもそうした危険があるということをこの件では再認識させられました。
否…身近な里山だからこそ、人に慣れた危険なクマがいるわけで!?
「クマ除けスプレー」など大仰な装備かと思っていましたが、本格登山よりも里山ハイキングの方が必要性が高いんじゃないかと思うわけです。
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