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関東甲信で記録的積雪…毎度のことながら豪雪地帯にお住まいの方々には笑われてしまうところですが。特に関東平野はこと降雪に対しては脆弱で、一晩明けたきょうもあちらこちらで混乱が見られます。
しかも今回厄介だったのが、積雪の後の雨で…
水を含んだ雪は重くなる!(いやな予感!?)
これが今回のキーポイント?! ご近所様でもカーポートがかなりやられてしまいました。大丈夫だったのが四阿屋スタイルの4柱式。片持ち2柱式はほぼ壊滅??(オプションの補助支柱が効いて助かっているお宅も?!)。倒壊を免れていても…たぶんアクリル(ポリカーボネートではない?)の屋根材が割れてしまっているのも見ます(樹脂は冷えに弱い?母屋の二階の屋根からの落雪で…というのも多そうだ?!)。その下にあったお車にも甚大な被害を受けているお宅も…??
ジブンもカーポートを選ぶときには、敷地にトラックを通す関係上どうしても片持ち2柱にせざるを得ず…不安がありました。でもいちおうは、こんなこともあろうかと積雪地域向けのすこしごつい柱の吊り屋根式して(半分はデザイン優先?…三点支持的ギミックが?? ちょっと桟木が多いのもカッコいい!?)。少しは強度的に優っていたかとは思いますが…雨を吸った雪となれば話は別?!
念には念をと、雨に変わる前に可能な限り雪下ろしをして(重量の掛かる先端側は下ろせた)、全部は下ろせなかったので脚立で補強して、さらに投光器300W×2で暖めておきました(…結果的に解けてよく落ちた!?)。
おかげさまで、無事積雪をやりすごせたようです。
ただ、本来関東平野へ雪を積もらせるのは典型的な春雪パターンであって、本来ならもっと暖かい時季に降る。しかし、この一番大陸寒気が活発なこの時季になぜ? 春型の大形移動性低気圧が通ったか??…ということだが、ここ何年かを見ていて感じるのは地球温暖化の一言に尽きる。おかげで偏西風もかなり乱れ始め、寒気の動きもでたらめに?!
だとすると、これは稀にみる記録的大雪…ではなく、これから頻繁に起きる可能性もなきにしもあらずということではなかろうか?…少なくとも大形の移動性低気圧と大陸寒気がバッティングする確立はあがっていると見るべきだろう(大雪になるかどうかは、あくまで確率論だが?…そうして平穏が続けば喉元も過ぎてしまふ??)。
しかしながら、関東圏に住む我々の雪でのおたおたぶりは情けなひ…。甲信秩父地方の1mをも超える積雪ならいざ知らず、平野部を見ればこんな大混乱になるほどの積雪ではなかった。
それにしても…普通に通れるはずの国道のちょっとした坂でも昇れなくなった車が立ち往生?
その後にはピクリとも動かない車の列が何kmにも渡り、それが24時間経っても解消しない…次から次へと動かない列にならんでいく車。交差する道路からも動かない列がつながり、ついにはグリッドロック…交通麻痺状態に!?
これだけの状況になっているのに、交通整理もなければ、なんのアナウンスもないから…さらに列はつながっていく。
大渋滞をよそ目に裏道や逆走(上り車線)で職場を周ってきたが(…なんか勘がはたらくというか、本能的に渋滞を回避していた??)、顛末を見ていると、なんとも情けないありさまでした。
…やはり勘(感・鑑)って重要?
そもそもほとんどの渋滞の原因が、道路じゅうに放置駐車された不動車や、動けなくなってから馴れないチェーンの箱を開け眺め始めてたり??(自分で着けられない!?)…夏タイヤでこんな日に出れば、動けなくなるのはわからないのだろうか? スタッドレス履いていたって上り坂は途中で止まらないように一気に抜けなければダメなのに…トロトロ行くからスタックしてさらなる渋滞に??
それが、ぼくら関東圏のおてんき脳なドライバーの実態です…トホホ。
まあ、登山だったら確実に遭難ですな!(爆)
常に、危険性を予期し、それに対して講ずる適正な手段とその備え。そして、こんな想定外の状況にも対応できるのか…コスト削減・予算削減がいきわたり、もう誰かがたすけてくれる時代は終わっている。危機管理はぼくら市民ひとりひとりが自力で行わなければならない時代がやってきた…今回の雪はそういった教訓にしたい。
こんにちは
同感ですねー!
危機管理は自己責任が伴いますね
先日モンベルのチエーンスパイクを入手したので大霧山辺りと思っていますが、小川町以降は未だRVでも無理そうなので来週かな?
本気で行かないといけませんね!
daidabooさん、こんにちは。
この辺りでは秩父地域や周辺山間部で被災されている方も多く、平野部でのうのうと暮らしているジブンらでは今回の大雪に対する印象もまるで違うものと思います。
どんなに気をつけていたとしても、どうにもならない状況もあります…。
しかしながら、逆にちょっとした注意だけで十分に対応できたはずの、事態に関しては…「マヌケ!」としか言いようがなく、あまりに不甲斐ない稚拙な行動によってもたらされた、大きすぎる代償は見るに見兼るものでした。
それはそのまま登山にも当てはまるような??…
少なくとも、よく言われているくらいの注意は守りたいものですね?!
ジブンの命は…最後は自分でしか守れない。それが自己責任ということなのですが…一旦、何かが起きてしまったなら、それは自己の責任では済まされない事態になります。
自己責任=社会責任を負う!
ということを肝に銘じて行動していきたい。
実は、土曜日に比企三山をあるきました。孤立した人たちの救助でしょうか、朝からずっとヘリが飛び回っていて…まさかこんなんときに、ハイキングで救難要請なんかするようなことになったら、申し訳ないどころの騒ぎでもありません。
本来なら、そもそも出歩くべき状況ではない!
…とは思いつつも、ついついお山へ?! とても人様のことをどうこういえる立場ではなくなってます。
今回も、スノーシューと、いつでも持っているお助け紐が大活躍?何気に一番の功労は普段なら使うことのないWストックでした…。
しかしながら…たいせつなのは撤退する勇気?! 今回も途中で下山する機会は何度もあったのですが、けっきょく夕方まであるいてしまうという失態は多いに反省するべき内容でもあります。
現在も、車輌の走行が可能かどうか以前に、白石車庫から先(定峰峠)、橋場バス停から先(高原牧場・粥仁田峠・二本木峠)、三沢側も上へ(高原牧場・粥仁田峠・二本木峠)は…交通規制で通行止となってます(eバスも皆谷バス停まで)。
マイカーでは今のところ、皆谷バス停そばのヤマメの里駐車場からのアプローチとなってしまうので、大霧にしろ、笠山にしろ、かなりの距離になってしまってます。
今回、除雪作業も目にしましたが…とても捗っているようには見えず、来週までに定峰峠まであがれるかどうか??
さいわい今のところ定峰峠の駐車場には4〜5台分くらいのスペースは確保されているので、県道が開通できれば定峰峠からのアプローチもできるでしょう。
それと…ここだけの話ですが??県道172号は除雪が進み白石峠まではお車でのぼることができます(ここで行き止まり!)。しかも十分な駐車スペースがあるわけでもなく微妙ではありますが…ここでお車をデポして堂平山を往復したような足跡?をみかけました。それもテ(※注)かも知れませんね?!
※注:
しかし…天文台への道は除雪作業が入る可能性があるので、そこに車が放置されると復旧に支障が起こる可能性ありますので…役場等に確認を取ってから向かわれた方がよいと思います(ジブンは駐車場でしたがそうしました!?)。
林道の方は…二十年前や十数年前の積雪と近い状況(平野部では記録的だが人の住まないほどの山間部ではそれほど珍しくない!?)で、さいあくは春まで通行不能状態になるかもです??(今のところ…どんな車輌でも無理! 唯一…ユンボとブルで除雪しながら進むくらいしか???)
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