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そんな時、ピンポーンとチャイムが鳴った。
数日前にネットで買った本が届いたのだ。中古本であるけれど…。
それが山渓カラーガイドシリーズの「カラー山の花�機廚任△襦�
恥ずかしながら、なくしてしまったので再購入。
実はこの本、山と渓谷社１９６６年の刊行当時のベストセラーになった一冊である。山と渓谷社の発展の礎（いしずえ）となった知る人ぞ知る伝説の一冊である。
私は父が買ったその初版本を見て「山にはこんなに綺麗な花が咲いているんだ」と漠然と思った。当時私は１０歳であった。夢見る少年は実際に山で山の花を見る前に父の本から山の花の美しさを知ったのであった。な〜んてね
（私が初めて高山植物を見たのは１１歳のとき千畳敷カールでした。）
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その後、高校の登山部に入ってからは父からこの本をもらい、そしてこの本は山の花を覚える私の教科書になった。部室にも同じ本があった記憶がある。この本で同期の登山部員と一緒に山の花の名前を覚える競争をしたりした。
今でも私は「２５００メートル以上に咲く花は全部知っている」などと嘯（うそぶ） いているが、タネを明かせば、私が知っているのはこの本の山の花だけなのである。
この山渓カラーガイドシリーズの「山の花」には�兇發△辰徳管瑤覇鷓�構成である。しかしながら、ヤマレコに登録した１月から私は何度も書庫を探し続けていたが、どうしても�気�出てこない。出てこないと見たくなるのが人情なので仕方なくネットで購入したという次第である。
届いた本は初版本ではなく当時のビニールカバーも付いていなかったが、表紙のウスユキソウの写真を見て、まさに「会いたかった〜会いたかった〜
（AKB48）」という気分そのものだった。ただ、残念なのは、先ほどあらためてネットで値段を見てみると、送料別で数十円からせいぜい数百円で売られている。私が買ったショップは送料込みで１５５０円だった。ちょっと悔しいが仕方ない。ちなみに昭和４１年（１９６６年）発売当時の値段は４８０円である。
（※追記：悔しいので今しがたアマゾン経由の中古店で２冊の�気硲浦�の�兇鯒磴い泙靴拭Ｂ梢預澆圭个畦僉�）
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あらためて、本の中を見ると、本当に懐かしい。
実はこの本の良さは花の説明の文章にある。花の説明の文章を読んでいるだけで楽しい。
たとえばパラっと開いたページの"イワナシ"には、「炎天下をさんざん歩かされ、ノドがカラカラになったのに水場は見つからず、もう飲みこもうにもツバさえ出ないというようなとき、目の前の岩場にへばりついているイワナシを見つけたら、岩登りを目的としない山歩きの連中でも、きっと岩に取りついてしまうにちがいない。それほど渇きはつらいし、また、イワナシの実はうまいのである。」…そんな感じである。
さて、そんなこんなで、今から冷やしたワインを飲みながら、昔の山の友人と懐かしさを共有するように、この本を楽しみたいと思っている。これで証拠隠滅ではないが、既に忘れてしまっている何種類かの山の花は、昔と同じように私の脳みそに収納されることになる
こんばんわ！
こういう日記を拝見すると、ネットって素晴らしいものだな
ってつくづく思います。
僕も本とレコード・ＣＤを４畳の納戸がいっぱいになるくらい
所有しているので、懐かしい本が出てきた時の感動はよくわかります
現代は音楽から始まって、いよいよ活字もダウンロードの時代になろうとしています。僕なんかはこのような感動を味わえる最後の世代に近いかもしれません・・・
懐かしくて読み返して面白い本もありますけど、例えば三国志なんかは僕は横山光輝の６０巻にわたる漫画から入ったのですが・・
数年前読み返してみたら当時の感動とはだいぶ違い、なんか味気なく感じました
が、吉川英治の小説・三国志はいつ読んでも色あせることがありません。
懐かしい本を読んで、自分の成長を感じるのも楽しみ方のひとつですね
別件ですが・・
中央アルプス縦走・・「やつがたけえ」
明日はふふふ・・でわでわ倶楽部初の合同登山
in鬼が面
・・が、所用により僕は留守番です
赤いクルマのオヤジは別働隊として既に山行開始している頃かと思われます。新潟の天気が心配ですが・・
ですので、今日コメントに登場できるのは恐らく僕だけです(^^)/
でわでわ
こんばんは。
日記、拝見し、そう言えばうちの家にも
同種の本があったなあ…と思い、
本棚をゴソゴソし、発見
murrenさんが紹介されている本ではなく、
ホームライフ社と言うところから昭和63年に出版された
『身近な山野草』という本でした。
なるほど中をペラペラめくってみると
皆さんのレコで見かける花が載っている。
そうか、こんな教科書が家にあったんだ
実はこの本、私の母が購入したもの。
母は山に行くような人ではありませんでしたが野に咲く花が大好きでした。
花の苗を時々購入して育てたりもしていましたが
その才能は余り芳しくなかったような…
晩年、脚が弱ってから外出が自由にできなくなってからも、時々この本を眺めていたのを思い出しました。
本当は、山に行きたかったのかも…。
残念ながら、父は海の方が好きだったので
願い？は叶わなかったのかもですね。
そう言えば、新婚の頃、父が六甲山に連れて行ってくれた事を死ぬ前に始めて聞かせてくれました。
すみません、murrenさんの日記で母の事想い出させて頂きました。もうすぐ誕生日が近いからかな。
ありがとうございました。
そうそう、自分から告白する必要はないのですが、
murrenさん、1966年に10歳ですか？
…私より、すこし上なだけでした。
まあ、そんな位かなとは思っていましたが
pantetsuさん、こんばんは。
いまpantetsuさんの日記をあらためて拝見したら「奴が高ぇ」という漢字が使われていましたので訂正させてもらいました。この手のダジャレはまた機会があったら教えて下さいね
赤い車のおじさんは、別行動で単独で新潟の山に入っているんですか？危ないなぁ〜。こりゃまた何かありそうですな。気象庁の解析雨量・降水短時間予報を見るとしっかり雨が降っていましたね。あとでアメダスで雨量を見てみます。何でもない普通の状態でも赤い車の人は何かあるんで逆に大雨の方が慎重になるのでいいのか分かりませんが、カミナリはいきなりきますからね。へそを取られているかも？それともあの人にへそはあるかな？
この山の花の本は中古で送料共で２冊で千円以下で買えますので、解説文が非常に面白くて今では表現してはいけないような表現もあるので（葉っぱを食べてみるといいとか）、もし興味があったら購入してみてください。
どっちにしても、本はやっぱり紙ですよ。液晶画面じゃ頭に入って行きませんね私の場合は
heheさん、こんばんは。
そのお母さんの本はひょっとしたら私も持っていたかも分かりません。後日ゴソゴソしてみます。
山の花を覚えるのは色々な方法がありますが、ヤマレコも有効ですね。知らない花が出てきたらまず記録者による花の名前は疑ってみて調べてみて解説を読めば覚えていけますね。
どちらにしても花に興味がある人とない人とでは雲泥の差ぐらい数値が違うと思いますね。私も忘れた花の方が多いかも知れません。
液晶画面は頭に入らないというのはよくわかります。
会社で読む資料がまさにそれなんで・・・
（個人的にこれを例えにしたくはないんだけど）
僕もポケット版のような花や木の本が欲しいと思っていますが、
本屋に行ってもなぜかなかなか見つからない。
紀伊国屋なのに
赤い車のおじさんって
hiroumiさん、こんにちは。
赤い車のおじさんは別名でわでわのおじさんとも言います
山の花の本ですが、５０年近く前の本で私と同じように勉強するつもりがあれば是非買ってみてください。
アマゾンで検索するとダメでして、Googleで検索してアマゾンのページに入ってから中古品を探すという方法です。なんだかややこしいですが、私も初めてこういうルートでアマゾン関係の本が探せると思いました。
すると、１冊１円というのもあります。送料が２５０円ですので２冊でも５００円ちょっとで買えるようです。
山渓の発展の基礎を築いた本であるのにプレミアはついていないようです。
文章が良いということがオススメのポイントです。
ＵＲＬが生きるかどうか分かりませんが↓
http://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/B000JAB5VO/ref=dp_olp_0?ie=UTF8&condition=all
↑１です。
http://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/B000JA7WXE/ref=dp_olp_0?ie=UTF8&condition=all
↑２です。
２冊を山にもっていくのは苦しいので家で覚える為のものだと思います。
murrenさん、リンクまでつけていただきありがとうございます。
僕もこれ注文してみます
hiroumiさん、なんか嬉しいですね
捨て金じゃないと思いますが、５０年前近い本だということで見てみてくださいね。私は昨夜この本だけでワイン１本飲めましたよ
昔の本なので、高山植物を抜いたりしてはいけないというような言葉が出ている一方で葉っぱを食べてみるといいというような表現もあって面白いです。
いずれにしても、この本で山と渓谷社が発展した切っ掛けになった本ですので縁起はいいと思いますよ。
インデックスは２の方に出ていますので、ヤマレコで花の名前が出たら２のインデックスで調べる方法がベストだと思います。
murrenさんこんばんは♪
雪が解けお山は今綺麗なお花が咲き乱れています。
最近は本当にお花ばかりに目がいって写真を撮りまくっています。
さすがにその場で観察が出来なかったりするので
帰宅して本を片手に探すのが楽しみだったりします
イワナシのお話はとっても可愛くで好きです♪
私は喉が渇いていなくても梨が世の中で一番好きな食べ物なのでついつまんで食べてしまうかもです
山のお花の本を見ているとそれだけで本当にワインすすんじゃいますね
山って色んな楽しみを与えてくれるので山っていう趣味に巡り合えて幸せだなぁって思います
murrenさん、
Amazonで注文して手に入れました！
少しずつ読んでいきます
mitukiさん、返事が遅れました。気付きませんでした。
mitukiさんは梨が好きなんですね。
この本は山と渓谷社のいわば礎です。文章を読んでいるだけで楽しくて山の雰囲気が味わえます。５０年前近いとは信じられない本です。
hiroumiさん、こんにちは。
買ってもらったんですね。
私のことのように嬉しいです。
古い本ですが、とても良い本と思います。
これでhiroumiさんも私たち古い山男の仲間入りですね
山の花の図鑑とするなら適した本が他にもあるのかも知れませんが花の名前は覚えきれないので文章がいいこの本はそういう意味では覚えやすいと私は思います。
それに何と言ってもこの本のことを知っているだけでも山ヤ的にはかなりのことと思います。
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