いよいよマッターホルンへの挑戦

7月22日(火曜日)。ほぼ晴れ。クライネシャイデックからグリンデルワルトは登山電車で下りました。
この登山電車が少し遅れているためにグリンデルワルトでサースフェー行の切符を買うのに時間が足りないと思い女性の車掌さんに相談をしたら、クライネシャイデックの駅のパソコンはスイス鉄道とはアクセスできないパソコンらしいのですが、登山鉄道の車掌さんが肩にかけているマシンはスイス鉄道とアクセスできるらしく、なんと、クレジットカードも使える優れものでした。
女性の車掌さんはそのマシンを得意げでしたが、確かにスイスの鉄道は世界一だと私も思いました。

グリンデルワルトからフィスプまでの鉄道の旅は山の牧場の牛舎で寝泊まりしている女性から面白い話を聞かせてもらいました。

フィスプからサースフェーまでは郵便バスでスイス人の青年と同行。
サースフェーは私は生まれて初めてですが、こじんまりとしたとても良い村だと思いました。

サースフェーで最も安いホテルの蚕棚のドミトリーは私だけで泊まると思っていましたがドイツ人の青年登山家と一緒でとても楽しい時間を過ごすことができました。本当に好青年で登山の知識も豊富で技術的な話やお互いの旅の情報を交換しました。まるで30数年前の自分がそこにいたように思います。

7月23日(水曜日)。晴れのち雷雨のち晴れ。
朝6時15分の始発のロープウェーと地下ケーブルに乗りミッテルアラリン駅まで。ここには世界一高いところにある回転展望台があります。

実はサースフェーにはホテルに2泊以上するともらえるシチズンカードというカードがあります。(追記:どうも一泊でももらえるようです)

サースフェーからミッテルアラインまでの往復料金はノーマルだと72スイスフラン。スイスハーフフェアカードを使うと半額の36スイスフラン。このシチズンカードを使うとなんとたったの10フラン(1100円)で往復できます。

アラリンホルン4027mの登山はまるで雪の木曽の御嶽山です。

途中の稜線から20キロメートル先にあるマッターホルンが見えましたが残念ながらまだ雪がたっぷりついていました。

山頂には十字架が立っていました。頂上での気持ち良い時間をすごし帰りは再びブライトホルンのように尻セード。1時間かけて登った部分を5分で降ることができました。

7月24日(木曜日)。晴れ時々曇りのち雨のち曇り。
シチズンカードは実は他のロープウェーやバスも無料で使える優れものです。
そのカードを使って今日はホーサースというところまでロープウェイで登ってきました。
帰りは中間駅あたりをうろちょろとハイキングをしました。エーデルワイスは残念ながら探せませんでした。

実は蚕棚のドミトリーからポップコーンというホテルに変わりました。とても快適です。いろいろ面白い話がありますが省略をします。
安い値段でバスタブ付きのとても良いダブルの部屋をアサインしてもらいました。

夜8時半からサマーコンサートがありましたので見てきました。

明日はいよいよ再びツェルマット入りです。

写真は夕方のホテルの窓からです。

追記、今朝の写真も付け加えました。

コメント

uedayasuji

RE: いよいよマッターホルンへの挑戦
おはようございます

順調そうでなによりです

にしても・・優雅ですなぁ

大阪7月25日予想気温37度！！ですよ。

わたしの体温35.9℃（大笑

それを、あーたね、尻セードで なんて

うらやましいです

マッターホルンを制覇してください

無事を祈っております

　　　　　　　　でわでわ

サク姉

RE: いよいよマッターホルンへの挑戦
murrenさん、グーテンモルゲンです（これでいいのかな？）

こちらもすがすがしい朝ですが、日中は気温があがりそう
スイス便り日記を楽しみにしています
kuma-sanも目指しています。山頂で会ったりして

Cross-hill

RE: いよいよマッターホルンへの挑戦
murrenさん、おはようございます（・・・であってるのかな？）

本場アルプスの登山、うらやましい限りです。
マッターホルンの山頂の鉄の十字架は、ボナッティが冬季単独で北壁を登ったときに山頂で抱きしめたらしいですよ！是非写真を！

思えば、学生時代にガストン・レビッファの「モンブラン山群特選100ルート」という写真ガイド本を買って、本場アルプスを何度も妄想登山しました。

やはり一度くらいはヨーロッパアルプスにも行ってみたいですねぇ・・・

ゲスト

RE: いよいよマッターホルンへの挑戦
ウエダさん、サクサクさん、クロスヒルさん、コメントありがとうございました。
結局のところヨーロッパアルプスは技術的な問題と言うよりも天気が90パーセント以上のウェイトを占めると思いました。後はクレパスの問題と雪崩の問題です。他人の落石による事故ということも考えられますが、なんといっても天気が良ければ難易度がぐっと下がり、天気が悪くなればものすごく難易度が上がると思いました。
マッターホルンに関してはクレパスも雪崩もないのでその意味では安心ですが天気のよい午前中なるべく荷物を減らして速攻で登ることが大切だと思っております。
まぁどうなるかわかりませんが浦島太郎の復活物語をご覧ください。撤退ということも十分に視野に入れています。
ヤマレコの海外での使用はとても難しいですが、何とかアクセスできる時にコメントを入れたいと思っています。
今日はピカピカのピーカンです。アラリンホルン他の山が輝いています。
それにしてもワインとチーズとソーセージは美味しいです。それだけで私は幸せです。

tabio

RE: いよいよマッターホルンへの挑戦
こんにちわ、murrenさん

すごいっす！
好きな事を存分に楽しんでいる姿に脱帽、感服です！

気を付けて登頂にチャレンジしてください。
下山後のレポート楽しみに待っています。

ちなみに自分がグリンデルワルトやツェルマットへ行ったのは３７年前で、もう記憶も定かではありません(泣)

ゲスト

RE: いよいよマッターホルンへの挑戦
タビオさんこんにちは。
どうも今回はマッターホルンは難しい状況になってきました。
これも想定範囲です。