魔の山と呼ばれている谷川岳だけに、登攀記録が過半を占めていて、クライミングをやらない私にとっては少し苦痛な文章が多かったです。
でも専門用語の少ない、今井通子さん・遠藤甲太さん等の文章はとても面白かったです。
遠藤甲太さんは残念ながら数年前にお亡くなりになりました。
最後まで「山と渓谷」という雑誌で読者紀行文の選考責任者をされていて、一度私の拙文を採用してくださり、不採用だった私の岩手山紀行文にも寸評していただいたりと、何故か親しみを覚えていました。
亡くなられてから、彼のクライマー、アルピニストとしての輝かしい足跡や、残された紀行文の素晴らしさを知ることになりました。
この本に収められている遠藤甲太氏の作品も秀逸です。クライミングには縁の無い私でもぐいぐい引き込まれて読みました。
写真1:当該の本
写真2:数年前、残雪期に登った時に撮った私の写真
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5312599.html
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する