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ここは熊本市の北部立田山の麓に細川家菩提寺の跡で現在もそのすぐ横には細川家私邸があります。こっちも見学したい気がします。
山の中腹には、歴代の藩主の墓があります。正面には歴史にも登場する初代の細川藤孝公の御墓があり堂々としています。室町時代末期から戦国時代の人で明智光秀公との親交が深く、二代藩主忠興公の側室は光秀公の三女、玉子(ガラシャ夫人)でその御墓も同じようにあります。
パンフレットにも辞世の句
散りぬべき
時知りてこそ 世の中の
花も花なれ 人も人なれ
というガラシャ夫人の生涯と辞世の句の解説があります。歴史は大切ですね。
園内には苔庭や当時、茶道随一と称された忠興公が作らせた茶室「仰松軒」が今も残っています。
池を巡るそのアプローチの道から橋を渡り門をくぐり、客として待たされる小さな離れ、と茶室とその庭の風景が刻々と見える角度が変わり、どの角度からも計算され尽くした風情があります。
木漏れ日の中を巡る素晴らしい時間でした。
左の写真は藤孝公の御墓、中央は離れから見た仰松軒、右は仰松軒へ向かう池の対岸の道から見た風景です。
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