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■本制度は、2009年5月21日にスタート。筆者は「傍聴席から気楽に見ているのと、裁判員として審理に加わり、評議で意見を戦わせて有罪無罪や量刑を決めるのでは立場が全く違う」と感じ、「もし自分が裁判員になったら、まともな判断が下せるのか」と自問する。
■そんな折、当時住んでいた自宅近くで起こった杉並親子強殺事件が発生。筆者は法廷内のやり取りを二年間追いながら事件を追い、自分なりの判決を下してみようと決意する・・・
■元韓国エステ嬢殺害事件など、いくつかの事件を例にあげながらを例に、裁判員制度とは何か、罪とは何か？人を裁くとは？・・・という根源的な問いにも答えようと四苦八苦する。
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