|
■ブライアン・ウィルソンが聴いたのは『ラバー・ソウル』ではなかった。ブライアンが聴いたのはアメリカ編集盤。Ａ�´ぃ足´Δ�カットされ、Ａ�，蓮嵬瓦凌諭廝足，蓮屮ぅ奪帖Ε�ンリー・ラヴ」。つまり「ドライブ・マイ・カー」「ノーウェア・マン」「消えた恋」「恋をするなら」もない。キャピトルは通常14曲入っているオリジナル・アルバムから数曲をカットして11〜12曲入りとして、削った曲を集めてもう一枚アメリカ編集盤を出すというセコイ商売をしていた。アメリカ盤『HELP!』も『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』などがその例。
■日本公演はA席2100円B席1800円C席1500円。ベンチャーズやアニマルズの倍以上だったが、安かった！ほぼ当時のLPの値段くらいだった。
■『リボルバー』はサイケデリック・ロック、ツイン・リード・ギター、プログレッシブ・ロック、ブラス・ロックの先駆けだった。日本公演の彼らはまさに仮の姿だった。
■その後、ビートルズ熱はほとぼりが醒め、ミュージック・ライフ誌の表紙はウォーカー・ブラザーズ。明治チョコのタイガースに対し、不二家LOOKのCMに起用された。
■『サージェント』までのブランクを埋めるため「ストロベリー」「ペニー・レイン」を惜しげもなく差し出した。しかも、アルバムには収められていない。このアルバムの誕生はサマー・オブ・ラブの流れを受けて必然として発生した。しかし、ポップス界の金字塔と言われながらも国内における売り上げは『オールディーズ』以下だった。なお、「ストロベリー」はエンゲルト・フンパーディンクの「リリース・ミー」にはばまれて一位を逃した。
■ビートルズ熱と評価は実は解散後に始まった。少し遅れてきた世代にビートルズ熱が受け継がれていった。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する