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北海道の最終日にやられたらしく、その夜に帰宅した。睡眠して朝風呂の時に、異変を思う。お尻の横。「こんなところにニキビがあったか?」と、シャワーの時に思って、二重鏡で見ると、なんだか怪しい。アップすると、げげげ、ダニじゃないか。卒倒した。早速病院に。
若い医者が、外科だったか、「ああ手術しましょう」。麻酔で切って、取り出し、4針縫った。すぐに終わったが、傷は1年残って今は消えた。後遺症になるくらいの経験。マダニはこんなに怖いのか。
その後、もう10年もたったかと思ったが、検索したら、わずかに5年前。北海道のピッシリ山というマイナー天塩の方だ。覚えている。
日帰り夕方下山したときに、その時に刺された記憶だ。スパッツ脱いだ時に、その隙間に、ひざの裏、ふくらはぎに違和感。
車でホテル戻る運転中に、違和感触ると「なんだ」。見れば、マダニが入り込んだ間もなく。写真撮ったよ。頭ぐらぐらになって、夕方6時、どうにもどこでもいいやと、内科だったか皮膚科だったか、電話して「見てみましょう」と親切な医者。行くと、案外冷静で、「ああ、やってみましょう」。オリーブオイル塗り付けて、ぬるぬる状態にしても、つまんでねじりながら引き上げる。わずかな時間で「取れましたよ」。
ぬるぬるだから、回すとダニのくさびの足もぬるく、緩むらしい。
今は危惧があって、ひっかけて、引っ張り方向をやると、だんだん取れるのだと。ねじってはいけないとか。オイルは必須らしいが。
放っておくと、1週間後に、ダニはそのまま死ぬのか、離れるのか。やはり一般には手術と縫合かなあ。皮膚を全く出さないこと、山は長そでに決まると思うが、半そで、タンクトップに半パンツの女子も多くて、危ないと思うが。いやな記憶だ、笑い事じゃない。
・マダニの口器が皮膚の中に残り化膿する場合がある
・SFTSウィルスを含んだ唾液を絞り出して人体内に注入する場合がある
このため皮膚科等の医療機関で、適切な処置(マダニの除去や消毒など)が推奨されています。
一方、自分で除去できる専用のツールも市販されています。ダニをクルクル回すことで、口器のトゲを無効化できるため安全に抜ける、という原理だそうで、私も1セット入手してみました(未使用)。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0D39HRFVR/?th=1
いずれにせよ、数週間程度は体調の変化に注意し、発熱等の症状が認められた場合は、SFTSの可能性を疑い、医療機関で診察を受けたほうがよさそうです。
詳しくは、拙著ヤマノート「リスク増加中!マダニとSFTS(重症熱性血小板減少症候群)」もご参照ください。
https://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=3942
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