近くへ駆け寄り素手でクマを殴って抵抗しましたが、曽田さんは太ももあたりから大量に出血した状態でヤブの中に引きずられていったということです。
2025/8/15日早朝から警察らが捜索し、襲われた現場周辺で曽田さんのものとみられる財布や血の付いたシャツを発見。
曽田さんの父親は「野生動物に襲われるとは」と口にしていたということです。
曽田さんと男性は高校生時代から親交があり、道外の同じ国立大学に通っていました。
13日には道東地方の雌阿寒岳を訪れ、15日には斜里岳への登山を予定していました。(ニュースから
夏の北海道には、本州からの名山ハンターが大勢押し掛ける。人生のある時期にそんなことを誰もがやっている。札幌に入ってレンタカーなのか、フェリーで自家用を持っていくか。北海道に百名山は9座だったか。2週間ほどでこれを全部回るという、道外のナンバーの車はよく見た。今日も出会って、明日もまた会う。南から北へ、知床は最終か、もしくは利尻までの準最終か。
今どきはホテルは予約必須だが、山屋がそんなことに応じられるか。道の駅の車中泊か、テントか。最良で、じゃらんの「今夜の宿」が空いていたらラッキー。
10年前の2シーズンくらいはこんなことしていた。被害者とまったく同じ。
斜里岳は、ある4月に峠からスキーで登ったが、密林針葉樹と格闘して、3時間ほどで途中まで行って戻った。たしかその先知床岳か、知円別かに登頂して、その帰りだったか。だから別の夏に青年小屋の正規ルートから、でも渓流足袋もっていってよかったね。
その羅臼もある5月のスキーで失敗して、北海道と言ってももう少し早くないと。6月にそのオホーツクから途中の残雪踏んで、頂上の岩場は外人ほか数人客いて、往復だから、まさに被害のルート。
阿寒は、片方の日に雄阿寒、次に雌阿寒。忘れたがどちらかはグリーンのいい山で、雌阿寒がガラガラ火山で7合目以上は禁止だったし、煙吹いていたが、無視して頂上までいったね。
下りてくると「名山あといくつ」と聞いているハンターが大勢いて、回ったけどその次やっているというと「それなら、文句言われないじゃん」と返されて、誰もが人生数度の夏のツアーで、ハンティング稼ぎ、ツアー続行中だったもので。
あの北海道の乾いた空気と、夕方でも誰もいなくなる疎外感。本州の10分の1の過疎っぽい空虚。大雪の化雲岳とか、遠すぎてもう二度といけないなあと、思いながら。ペテガリにも行って、ダニにやられた。東京に戻って簡易手術だよ。若い20代の被害者も、人生多くのチャンスはあったのに。
ああそういえば、幌尻岳に遠回りしたときに、その河原には、ヒグマのフン三昧で、気味悪かったこともあったね。旭川で冬五輪の女子スノボーメダリストの実家は旅館やっていて、日帰り温泉で寄って、彼女の父親に「ヒグマは」ときくと、ああ見かけると。攻めて来ないかと聞けば「来ませんよ」。「こちらも穏やかに、何もしないよ」と合図すれが、クマも向こうに避けるね。とは言っていた。
子連れクマに、目の前で鉢合わせしたか。しかしツアーでは、スプレーが飛行機無理というし、現地でスプレーなかなか売ってないし(貸し出しも)、いい加減に売店あたりで、スプレーなんか気安く販売してくれよ、じゃないと危ない。同行は、スプレーなかったね。素手じゃ無理だ。知っている場所だけに気の毒だった。
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