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先週の青森白神の1000m辺り、あと少しで頂上稜線に出る灌木帯になって、見晴らしがよくなった地点で、それはブナの大木も無くなって、せいぜい背の高さのダケカンバとか、ナナカマド帯になっていた。
振り返ると、日本海の黄金崎がよく見えて、観光船も通っている。青空で景色がいい。快晴の直射が、それまではブナ大木の下で涼しかったが、ほんの数分だけで、遮るものがなくなると暑苦しい。それでも青空で気分がいい。
大きなため息して、ほんの1分ほど立ったまま休むのだが、なんとそこ一体にトンボが百匹じゃ済まないくらいに飛んでいる。もちろん顔の周りにも、口の中にまで入ってきそうだ。私の吐く息の上空方向に集まっている。そうかトンボは、人を明らかに感じるのか。
トンボは益虫で、どれだけ多くても人にとっては歓迎される。トンボがいると、ガも、ハエも、アブもいなくなる。トンボに捕まるからだと。逆にたまに日陰に入ると、上昇風に乗っているトンボは、瞬間いなくなると、その間に、蚊や虫が寄ってくる。ああやはり、そういう仕組みか。トンボは人の近くによると、餌があるのを知っているのだ。
よくぞ、さっきまで雨模様に虫は誰もいなかったのに、晴れるといきなり出てくるのは不思議すぎた。過去にもトンボが凄い数で飛んでいたことがあった。今回もそうだった。気は晴れる。写真が撮れたのも、彼はカモシカのように、警戒心が強いとはいえ、人をさほど怖れない。至近距離でもすぐには逃げないのも、愛想がある。
こんばんは。
トンボ好きです。ご指摘の通り、トンボが小さな羽虫を食べてくれるので安心できます。どちらかと言うとトンボは日向にはいるけど日陰には少ない感じがしますね。
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