|
|
北海道移住のすべてはこの日の偶然で始まった。
いつかは、北海道、長野、鹿児島のどこかに移り住みたいと思っていたudone家。それは漠然とした思いで、何かのきっかけを待っていたのかも知れなかったのかもしれないです。
平成23年に自転車で転倒し頭を骨折し入院、手術、高次脳機能障害のリハビリを経て、職場復帰を果たしたものの、事故前とは同じようにいかない身体に、この先、同じ職場で働き続けないと、傷んだ頭のどこかで思っていたんだと思います。そんな時、大好きな北海道でも見た事が無かったオホーツクの流氷を見に行こうと、シーズン末期と言える3月初旬に、ガリンコ号に乗って流氷見物しようと、紋別まで訪れたのでした。
初めて訪問した紋別。大山(紋別山)からなだらかに海岸へと下る整然とした街並みに、コンパクトな住みやすそうな所と印象を抱いたのです。
紋別プリンスホテルに泊まり、翌日、目的のガリンコ号乗船の日を迎えました。
乗船するため港へ行きましたが、流氷は沖の方へ離岸していてガリンコ号は流氷エリアまで行かずに、港の沖を巡回するだけという条件で出航していました。
写真は沖まで行かないと見られない流氷が、港に打ち寄せられたていて見られますやんという図。そして、勇壮なガリンコ号。
港に来ていた沢山の外国人は、その条件でも乗船していましたが、私たちは流氷をガリンコ号がガリガリと砕き進むのを体験したかったので、ガリンコ号には乗船しませんでした。
時間ができたので、港近くにあった流氷科学センターを見学することとしたのが、運命の分岐となったのです。
一通り、館内を見学し、まだまだ寒い気温なのに、わざわざ氷点下○○で氷漬けの魚などが陳列されているエリアに、流氷下に生息するクリオネなんぞを見たりして、時間を費やし、館内から出ようとした玄関に、パンフレット置き場があって、何気にパンフレットを手にしたそれが、紋別市役所が発行していた紋別市への移住者を募るパンフレットだったのでした。
滝上町から車窓で見た紋別の街の感じも良かったし、とりあえず応募してひょっとして声が掛かったら、ちゃんと考えよかと、その時は軽い気持ちで応募先にメールを出したのです。
紋別移住先の仕事も、事務職の職場を斡旋希望の条件を付しての応募してましたので、期待薄すやとも思っていたのでした。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する