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今年の気候は雨が多く降って登山には不向きな日々が続きました。
そして行こうと決行しても途中で降られたりも有ったが山に入ったからには続行する傾向が有ります。
一日歩ければ良しとするのでしょう。
そして昨日、伊勢原からバスで栗原という場所でバスを降り林道らしき舗装道を上がって行くのですが、この先には聖峰380mの草地に上がれます。
先ずは登山道と成る場所から山ヒルが出没し始めます。小さな体で背伸びした状態で待ち構えてます。
呑気に歩いては居られません。数人で歩けば二人目歩く人から順番にヒルによじ登られ事になるようです。
先頭者が蛭に来たぞと促し蛭は待ち構えて今だと靴にしがみつくのです。景色は良いがこの時期の歩きに湿った場所は特に足元にも注意が欠かせません。
今回登った山名は聖峰(ひじりみね)高取山、念仏山、吾妻山(居ません)。
聖峰は山頂の廻り何処にでも居ます。ベンチに座っていても足元に忍び寄って来ました。休憩はテーブルに腰を降ろした状態です。
この場所から高取山に向かう道にも生息してます。数は少なく成ってますが矢張り足元には気配りをしてください。
高取山手前の分岐から階段に入る急坂にも居ます。疲れて山頂に着きますが此処でも待ち構えてますので要注意。最も危険な場所は電波塔の小屋廻りには花が咲いてますが足元には数えきれない程で大型が住んでます。
一分立ち止まれば数匹がスボンまで上がる勢いで攻めて来ます。何気に花撮影に行って驚かされて来たのです。(写真で)
高取山を下山するも階段から分岐そして念仏山へ向かう相変わらず山道に居ますよ。やがて念仏山到着安心出来ません。幸いシートを広げて過ごしました。ヒルは上がっては来ませんでした。とりあえず大丈夫と見た。
でも山靴を脱がず地面に足を付けていた仲間にはヒルがよじ登って来た
何としっこい相手です。今回ヤマヒル対策の防御剤を用意してなかったのは悔やまれる。
塩水スプレーと木搾酢などを用意していれば気持ち悪さから解放されたと考えます。生息地を拡大させてるヤマヒルにはご注意しましょう。
取りつかれた時の対処として。
噛んでるヒルを無理に剥がすと牙が残るので、衛生上あるいは後の処置のことを考えると自然に落とす方が賢明。
1.アルコールを入れた小瓶を容易しておき、山ビルにスプレーで自分から 落ちる。
2.たばこの火でヒルを焼く。熱さで牙を残さずに落ちる。
●程度により一ヶ月から三ヶ月ぐらい痒みが残る。
山ヒルに吸血された跡は、鋭利な刃物で削り取られたような切り口になり、痛みは無いが、なかなか血が止まらない。
そのまま放置しておくと、5〜6時間も血が止まらないこともある。
●吸血されてしまった場合、ヒルジンと呼ばれる成分が傷口から入ってしまう。
ヒルジンは血液が凝固するのを妨げると云われてる。従って、ヒルに噛まれた場合は、
傷口のあたりの血をできるだけしぼりだして傷口周辺をていねいに洗い流すことが大切。吸引ポンプなども有れば持参。
●細菌の二次感染を防ぐためにオロナインなどの抗ヒスタミン剤軟膏(虫さされ薬や痒み止め)を塗布。ムヒ軟膏も良いようです。
●アンモニアは絶対に使ってはいけない。(理由は不明)
キンカンなどです。
はじめまして。
私は3年ぐらい傷と痒みが残ったことがあります。ヒルぐらいと思って忙しさにかまけて放っておくとひどいことになります。当初、近所のドラッグスーパーで相談したら、「ヒルは虫偏だから、虫刺されの軟膏を出しましょう」といういい加減な診立てで「ムヒ」を塗っておりましたが、酷くなるだけで、治りません。やっと今年の春、皮膚科を訪ねて完治しました。
今夏も3回ぐらいやられていますが、免疫がついたのか、なんともありません。吸血されたあとの独特の生臭い臭いを感じたら、行動を止めて、全身チェックをこころがけています。
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