今週の金曜日から新年度が始まります。コロナ関連の規制も無くなり、キャンパスではクラブの勧誘もあると期待されます。これは日記で私の経験や思いです。出身大学山岳部を含めた現状は違うかもしれません。
私が大学2年生の5月頃に放課後のトレーニングや昼の連絡会に連絡もなく欠席する新人が現れました。以前にも投稿したようにいろいろと辛いことも在るので辞めたくなってしまうのは致し方ないとは思います。しかし、書面の退部届どころか口頭での意思表示もなく済むと思っているのは困ります。電話連絡を入れますが親が間に入って話ができません。「優秀な我が子にクラブが引き留めても無駄!」のような強い口調で言われます。上級生が子供を奴隷扱いしているとか指導者が金儲けをしていると考える親は多いようです。結局は「組抜けをさせないやくざの様だ」と大学に連絡が入り大学側の要請で退部とします。借用物を返すように親に伝えるのですが、部室に近寄りたくないとのようで私が貸した装備は戻ってきませんでした。
最初は主将に口頭でが通常の退部のプロセスと思います。たいていの場合で主将は理由を聞きます。単に気持ち的に不安になっているとか、本科の教授のプレッシャーとかで、話をするだけで解決することもあります。以前にも書いた通り短期でレベルアップしていくので中断は許容できないリスクになります。継続かやめるかになります。無理な引き留めはしません。自分には特別な才能があり引き留められると思うのは勘違いと思った方が良いでが、話をしても理解できない学生は多いようです。クラブの基本は学生なので部員ゼロで廃部になっても残念ですが指導者やOBは困りません。
就業規則等で長期的な無断欠勤をすると解雇になる職場も多いようですがこれを逆手にとって全く話もせずに退職に持ち込むことを正当と思う人も多いようです。形だけの非人間的な感じもしますが退職手続きの代行業も流行っているようです。「一身上の都合」も煩わしいらしくネットで退職理由を伝える必要性を疑問視する書き込みも見られます。
顔を合わせて本人が理由の付いた退部届や退職届(退職願)や提出すことや借用物の返還は世間のルールでは必須でないかもしれませんが私には常識に思えます。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する