40年以上も前の私が学生の頃の山岳部は下級生からの挨拶を強要してました。山岳部は、先輩に会ったときに「こんにちわ」で、部室の出入りや別れ際には「失礼します」でした。挨拶は、部則にもなく、入部説明会でも話はありません。入部すると2年生から個別に教えを受けます。下級生の挨拶に対して上級生は「オウ」とか片手をあげるだけです。挨拶の順番やその形に上下があるのを当時でも違和感を感じる学生や保護者は多く体育会クラブが嫌われる大きな要因だったと考えます。
職場では上司や先輩と顔を合わせることも避ける従業員が多くいます。通勤路や敷地内で見かけるとルートやタイミングを変えるようです。年功序列が否定され実力社会とか言われて挨拶が後輩から先輩の順番に決まりがあることは世間でも否定的になってきてます。職場では挨拶に限らずマニュアル化して上司が指示しなければ通用しない時代になっているようです。上司でもない先輩からの指示や指導は正しくないようです。
大学山岳部では全合宿全員参加で活動していれば学年間の実力差は明白です。残念ながら1年生にはこの実力差も感じることができず、根拠のない自信もあり不満は生じると思います。山岳部指導陣のプロ化などは論外で無報酬OBによる旧態依然のままで、上級生による指導は不可欠です。1年生には分からない実力差があると理解できないとか後輩から挨拶に否定的だと大学山岳部はムリだと思います。
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