ヤマとはあまり関係が無いないです。AチームとBチームの比較がソフトウエアの教科書などでメソッドとツールの重要性のたとえ話になってます。Cチームは私が追加したことです。
【王様】
10KM先まで石を30日以内に運ぶ仕事を命令します。
【Aチーム】
1日目:全員で石を押してみます。300Mの距離を進みます。目の前の成果に喜びリーダーはメンバーに明日も頑張ろうと声をかけます。
15日目:4.5KMまで進みます。リーダは目標を達成できない事に気が付きますが多くのメンバーはその日の実績に喜びます。
26日目:7.8KM。ほとんどのメンバーが間に合わない事に気が付きます。
27日目:リーダは王様に言い訳に走り、メンバーは徹夜で石を押し1日に450M進むことができ8.25KMに達します。
31日目:10KMに達します。王様は困難を乗り越えて残業で1日遅れで目標を達成したことを褒めます。
【Bチーム】
1日目:全員で石を押してみます。300Mの距離を進みます。リーダーは33Mの遅れが生じたと認識します。
2日目:メンバーを休ませ腹心と検討してコロの使用を思いつきます。
3-4日目:コロ調達。
5日目:コロを使い一日に600M進むことができ、30日に以内に目的達成の見込みが付きます。
21日目:10KM地点に到達。
22-30日目:休暇。
【Cチーム】
1日目:全員で石を押してみます。300Mの距離を進みます。リーダーは33Mの遅れが生じたと認識します。
2日目:メンバーを休ませ腹心と検討してコロの使用を思いつきます。
3日目:コロ調達。
4日目:たまたま通りかかった王様が放置された石を見て激怒。リーダの首をはねてします。
30日目:300M地点に石が放置されている。
どのリーダが優れているのか?教科書では生産性と品質の高いフロントローディングをしているBチームのリーダです。自分は優秀だと思っているAチームの一部のメンバーは無能なリーダーを陰で批判しているかもしれません。しかし、日本の実社会では、無能そうに見えても、タマを温存して、首切りを回避して、困難を乗り越えるドラマ性の演出して、高い評価を獲得して、さらに、メンバーにも残業代を配った、Aチームのリーダが最も優秀と私は考えます。もしかすると初日に遅れに気が付いていたかもしれません。
王様の評価ではなく地球が評価する登山においてはBチームの発想で取り組まないと登頂できないあるいは帰ってこれないこともありえます。しかし、その登山がビジネスになっていると王様が現れてAチームの発想で登頂のチャンスを失ってしまうこともあります。
皆さんはどのように思いますか?
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