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私はホームルームのある高校に通学してました。先生を選んだり、2年間で全単位取得などはできず、それぞれのクラスに設定されている時間割で34単位=6時限X5日+4時限になります。今の大学はセメスター制度が主流のようなのですが、私のころは週に1回の1年間の100分間の講義で4単位が得られました。なぜ、高校では50分で1単位で、大学は100分で4単位なのでしょうか?なぜ、高校では授業で大学では講義なのでしょうか?大学は50分の予習、100分の講義、50分の復習が想定されてます。古くから講義で何も教えてくれないとのJDのクレームは多いようです。1〜2年生は月曜日から土曜日まで4〜3枠の履修になって、計算上でほとんど自由になる時間がありません。週末や長期休暇もありますが日々のクラブどころかアルバイトもムリです。最近は、正課に集中しないとついていけないと退部する学生も見られます。
現実的に全講義はムリとしても通論ぐらいはしっかり予習復習しておくべきと思います。私は自称電気系技術者なのですが大学で得た電磁気学・電気回路・熱力学・量子力学・実験学・電子計算機実習はとても役にたちました。特に、熱力学は、機械や材料や自然科学などでも重要にもかかわらずないがしろにされがちなので自分でしっかり勉強しておくことをお勧めします。
かなり脅したかもしれませんが、プラスワンは何とかなります。毎日のトレーニングやすべての合宿に参加しても、学士は取得でき、その後に活用できる知識を得られると確信してます。プラスツーはかなりハードルが上がり相当優秀な学生のみの領域と考えます。逆に言えば、研究者になるのでなければ正課のみではもったいないです。アルバイトや非公認のクラブとは異なり大学に認められた課外活動はいろいろな援助が得られます。山岳部をプラスワンに持ってくる価値はあると思います。
大学でも山を続けてくれて顧問としては嬉しいです。おっしゃる通り最近の大学はけっこう勉強させるから忙しいだろうけど絶対後悔しないはず。
実はこれから生徒引率で山に行きます。朝から今日一日の元気をもらえました。ありがとうごぞいます。
日本の大学に入るのは難しく出るのは簡単だとか、グローバルな比較で質が低いとか、学校や大学での学習が社会にで役に立たないなどメディア等で公言する人があります。しかし、これは事実ではありません。多くの大学生が多くのことを大学で学びそれはその後の人生に重要な知識になると思います。ぜひ、高校生に学科の選択や入学後の心構えをメディア等に騙されないようにご指導いただけるようお願いします。
根性論や年功序列を体育会気質と表現する人も多くあります。大学体育会系クラブはかなりのハイレベルの結果を求めてます。根性論や年功序列などは目標を実現するために無駄でしかありません。残念ながら、特に枠の存在する競技ではいじめは存在するかもしれません。企業などでも組織内の競争は熾烈です。しかし、登山は競技ではないのでほとんどの大学山岳部にいじめやしごきなどは無いと思います。
課外も受け持たれている先生は労働時間も長く感謝どころか批判の方が多くご苦労は大きいと思いますが頑張ってください。
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