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日記
ものづくりや登山は点でなく線です(持論)
学生を指導していたころに、全シーズンを通して甲斐駒ヶ岳周辺に入ったこともないのに冬期赤石沢奥壁左ルンゼの個人山行とか、夏季に八つ峰周辺に入ったこともないのにGW八つ峰の個人山行とか、の計画を学生が提示してきたことがあります。まずは、積雪期の黒戸尾根や無雪期の赤石沢中央稜とか無雪期の八つ峰をトレースしてからと許可を出しいませんでした。長期計画になるので功を焦る学生には我慢ができないようです。隠れていくようになるので要注意です。彼らの計画は岳人などの記録をコピーしたもので自分都合の良い解釈があります。教育関係有識者も子供たちの意思を優先すべきとメディアで発信してました。また、世間ではほとんど経験もなく高所登山を成功させる記録がメディアをにぎわせてます。無謀な高校生だった私も生き残っているので、実際には、事故率はさほど高くなくトレースできてしまうかも知れません。でも、大学山岳部指導者は多くの登山の中で事故率が1ppmとか2ppmとかを問題にしてます。なかなか、学生だけでなく多方面から理解が得られないようです。ものづくりや登山にはステップが必要です。
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