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【バスタブカーブ】
チェーンや集積回路(IC)のような同じ要素を組み合わせた部品の故障率はバスタブカーブを描きます。バスタブカーブは、初期故障期と偶発故障期と摩耗故障期に分けられます。
初期故障:製造時の潜在的な故障要因で発生します。時間と共に急激に減少します。
偶発故障:要因は分かっていません。故障率は一定になります。
摩耗故障:素材等の摩耗や劣化によるものである時間(室温で数十万時間に設計されていると予想します)から急激に増加します。
【スクリーニング】
意図的にストレスをかけて初期故障を排除することをスクリーニングと呼びます。トータルコストや安全を見込んでそれぞれのメーカでスクリーニング条件は設定されています。無知で見当違いのスクリーニングも少なくないようです。
【保証期間】
国内の電気製品等は1年間の保証が一般的です。USでは3ヶ月が多いようです。ほとんどのメーカでは初期不良を想定してます。あまりにも使用頻度が低いと保証期間内に初期故障期を終了できないかもしれません。
【偶発故障】
ICを搭載してるLEDヘッドライトにも偶発故障はあります。原因は明らかになっていません。とても少ないもののゼロにはなりません。発生したら運が悪いと思うしかないです。ぜひ、ここを全ユーザーに知ってもらいたいと思います。
【システム対応】
航空機や軍事などでは偶発故障が有っても破滅的な事象に陥らないようなシステム設計がされています。ヘッドライトなら予備やライト付きスマートフォーンなどバックアップを用意することになります。それでも故障率を1%とすれば1%が0.01%になるだけでゼロにはなりません。バックアップを持つかは個々の故障率と破滅的な状況への見込みになります。山中で絶対に故障しないヘッドライトを求めるなら山に登らない以外に有り得ないことになります。
最近聞かないけど、一時期 ソ◯ータイマーと言われていたのを 思い出しました。
関係無いですね。
失礼しました。
機械系部品は一般的に電子部品より大幅に寿命が短くなることがほとんどです。また、時間よりも動作回数で劣化が進む事が多いです。カセットの操作などは製品ごとに一般的なユーザーの使い勝手で5年を越える寿命で設計するのでタイマーになります。今はこのような製品はプリンターなどが残ってますが激減しているので○○タイマーなどの言葉を聞かなくなったのでしょう。
ヘッドライトも製品ごとに設計製造されるケースの不具合が多いのではないでしょうか?海外や聞いたことのないメーカだと考え方もわからないです。有名ブランドでも重量や価格重視もあるように感じます。ラッチが折れると電池がセットできないモノを買ってしまったことがあります。低価格でしたがケースは薄くていかにも華奢でした。これを教訓に少し高くても肉厚の有るケースでラッチが折れても電池が外れないタイプにしてます。
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