学生の頃に監督の教えではそのまま帰京して病院に行くのではなく大町など登山口の病院になるべく早く行くように指導されました。素人目に重症に見えて麓の病院に直行の方が軽傷に見え帰京後に病院に行った仲間より最終的なダメージが小さくなることが良くあるそうです。現在では紹介状を書いてもらえるメリットもあります。
大学山岳部系の情報網で都内は、東京警察病院と女子医大と日本医科大が紹介されます。東京警察病院に☆Parsleycandyさんが紹介されている杉田礼典先生がおられます。いずれも経験も豊富でなるべく切らない方針のもとで全力を尽くしてくれます。高圧酸素治療も使うと毎日のように通うので居住場所も病院選択の大きな要因になります。
杉田先生は「感謝されない医者―ある凍傷Dr.のモノローグ」の著者で凍傷の第一人者、金田正樹先生のお弟子さんだそうです。海外登山遠征で凍傷になった人は成田帰還後、まっすぐ杉田クリニックへ向かうそうです。
お世話になる日は来てほしくないですが、知っておくのと知らないのとでは、残りの人生のQOLが大いに違ってくるので、知ってて損はないと思います。
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