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今回は「手袋」のお話。
撮影目的で山に入ると、どうしても煩わしいのが「手袋の管理」。カメラやドローンを繊細に扱いたいときは手袋を外すのが望ましいのですが、午後に夕焼け狙いで国見山に登った時は「手袋をはずす」のが危険なほど冷え込みました。日没まで粘ったのですから当然ですが(;'∀')
国見山 下山時は微風+マイナス13度の気温で、登山時に汗でぬれた手拭いがカチカチに凍りました(;'∀')
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2871978.html
1・手袋は複数用意する
とにかく手袋が濡れてしまうと凍傷の危険が一気に高まります。万が一に備えて予備は携行すること。
2.外した手袋は絶対に雪の上に置かない
濡れた瞬間から手袋は使い物にならなくなります。ガイドさんによると、手袋を付け替えたり、細かい作業をする際に外した時、雪の上にポン!と置くとものすごく怒るガイドさんもいらっしゃるそうです。それくらい、扱いに慎重にならないと危険だということです。
ザックの腰ベルトを着けている場合は、アウタージャケットの胸元を空けてそこに外した手袋を突っ込むと、意外と落とさない・無くさないので、そういう癖をつけましょうと教わりました。他にも、外した際に落ちないようストラップで腕に固定するなどの工夫もしました。サコッシュなどに手袋をしまう癖をつけるのもいいですね。
また、懐で温めておくと、使うときに「あったけえー!(*‘∀‘)」と幸せになれます!
今回の雪山行きで、私の手袋装備と方法は以下のように落ちつきました。
1・メインで使用するもの
登山口から森林限界までは、モンベルのメリノウール(スマホ操作可能なもの・私の
マイアイテムに登録しています)、それで足りなければその上に防寒テムレス。
2.森林限界以上・稜線・強風などの影響があるところ
手が冷たくなってきたら、1の手袋をはずして防寒手袋に変更。このとき、メリノウール手袋だけ装備したまま、上に防寒手袋をする場合もある
3.撮影や細かい作業が必要な時
防寒手袋をしまい、メリノウール手袋または防寒テムレスを使用
そして、携帯カイロは必ず持参しました。特に撮影などで停滞する場合、手先と足先から一気に冷えてくるので、カイロ類は必須でした。
そして、とにかく絶対濡らさないこと!濡れてしまった場合は予備に切り替えること!可能ならば何らかの方法で乾かすこと!
小学生のころ、地元のスキー場で同じような目にあい、予備の手袋を持っていったことを思い出しました。荷物が増える冬山行きですが、
メリノウール手袋×2組 乗鞍岳と西穂丸山の時は3組持って行った!
防寒テムレス×2組
防寒手袋×1組(本当はこれも2組あるとベスト)
これだけは外せない!装備となりました。山岳ガイドさんのアドバイスを、現場で肌で感じながら実践できてとても勉強になりました。
登山初心者の方で、周りにスケジュールの合うベテランさんがいないあなた!お値段はそこそこしますが、それ以上に得るものが大きい「山岳ガイド」さんとの同行登山、ぜひ考えてみませんか?
今回お世話になったのは岐阜県高山市の山岳ガイド事務所「やまあかり」
https://yamaakari.gifu.jp/
雪山はスキー以外行った事がありません😄
楽しさが伝わりましたでしょうか(;'∀')でも寒かったですよー(;'∀')
いい経験になりました!
なんでも予備を持っていけるわけではありませんが手袋は🧤必要ですね😁
ガイドさん曰く 手と足の保温は重要!とのことでした。冷えすぎると痛くて辛いですし...そんなに嵩張りませんし、備えあれば憂いなし、ですね!
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