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その漆黒の毛並みと丸いお尻、太い後ろ足で飛ぶように音もなく山に駆け上がっていきました。
その直前に見慣れないアニマルトレースを見たのですが、僕が見たそのトレースはすぐにその場を立ち去ったので写真に収めていません。
似たような画像がないかをネットで探してみました。
添付した画像がちょうどそっくりです
これから冬山に臨む方々への参考になればよいのですが。
この日スノーシューで膝丈のラッセル、降雪あり、気温はスタート時-1度でした。
木の根元から根元に何かを捜し歩いているような二筋の何かを引きずったみたいな跡でした。
短いスキー板で歩いたみたいな。
熊の足跡の画像は見たことがありますが、新雪フカフカだとまたちょっと足跡の付き方が違って見えるようです。
よく見るはっきりと熊だとわかるような足跡は埋もれてしまうのか、全然目立ちませんでした。
丁度自分が歩いたスノーシューのトレースをもうちょっと狭くした感じです。
一番肝心の足跡部分には新雪で覆われたために熊だとは思いもしませんでした。
こういうアニマルトレースは僕も見たことがありません。
印象に残っているのは漆黒の毛並みです。
それと太い脚と丸いお尻。
エサ不足で痩せた個体とは思えない印象でした。
きっと冬の味覚を満喫して丸々としているのかもしれません。
木の梢などにはまだ実が残った木なども多く見掛けましたので。
福島県の自然保護課には目撃情報として報告しました。
とは言え、二岐山には熊がいて当たり前ですからね。
僕は今回の体験を山ノ神の警告だったのではないかと感じています。
あの日あそこで引き返すことを諭してくれたんだと思います。
もう一つ、冬山だけど熊鈴付けてたおかげで鉢合わせせずに済んだ、という事を今回学びました。
冬眠しない熊がいるというニュースを見たからなのですが、あと一人で歩いてるとなんか音が鳴ってないと寂しいということもありまして。
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