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ボクがそこを歩いたのは2年前。藪になっていなかったかと訊かれたので、特に気にならなかったと答えた。そこを刈り払いしたのは4年前で、また刈り払いをしたいのだけど、人手不足や協力してくれていた地元山岳会の高齢化などで難しい状況にあるという。
そこで、登山系SNSで募集すれば、参加したいという人が集まるのではないかと提案。それは良い方法だと頷いてはいたけど、その方はお手伝いのスタッフで、県の担当職員の判断になるだろうとのこと。
登山をする方々ではないのであまり積極的ではないそうで、その縦走路の重要性もあまり理解していないように思う。
それに、草刈機を使うとなれば怪我が心配だし、保険も必要になるかもなど問題もあるので、実行に移せない可能性が高いとのこと。
こういう刈り払いがされずにいる登山道は、全国にたくさんあると思う。そしてそのまま実質廃道になっている道もある。
しかし、刈り払いを手伝ってもらえませんかと声をかければ、参加したいという登山者は多いのではないだろうか。ボクもその1人だ。
普段、当たり前に歩いている登山道だけど、整備してくれる人がいるからストレスなく歩くことができる。ありがたいと思いつつ、ただ利用だけさせてもらっていることに、少し心苦しさがある。
「お金もらってやってるんだから気にすることない」と思う方もいるかもしれないが、充分な金額じゃない場合も多いし、ボランティアで行っている登山道も多い。むしろそちらの方が多いのではないだろうか。
もし登山者が年に一度くらいどこかの登山道整備に参加したら、こういう問題も解決するのではないだろうか。登山道整備から山のことなどもより深く知ることができるはず。そして登山道の見え方も変わる。意識向上ですね。
ただ、管理者と登山者をつなぐ方法が確立されていない。
メジャーな山や登山道なら簡単かもしれないけど、それが難しい山の方が圧倒的に多い。
だからヤマレコに、登山道整備の手伝いを募集したい団体と、参加したい登山者をつなぐシステムがあれば良いと思う。
そこで情報交換もできれば、草刈機を使う場合、怪我をした場合、保険などの情報もやりとりできて、スタンダートな方法が確立されていくだろう。
急激に登山者が増えたことで問題もある。登山者の意識がもうひとつ前に進むためにも、登山道整備に参加するのは有意義だと思う。
私もご意見に賛成です。子どもに自然体験をさせるほど自然を大事に思う心が育つのと同様、登山についても自ら整備に関わることで、私のような俄か「登山者の意識がもうひとつ前に進む」ことに資すると思いますし、登山において「自己責任」など存在しないことも意識できるのではないかと。
特に東北の登山道整備は、自治体はジリ貧、地元の高齢の篤志家に依存しているのが現状であり、ヤマレコにそういったシステムがあれば良いと思ってますが。
東北は特に厳しいのは、歩いていてよく感じますよね。実際に翁山のように高齢化で解散した団体もありますし。
この問題って社会の縮図のようにも思うんですよ。自分困らなければ多くの人は関心を持たない。仕方ないとも言えますが、登山道を使っている以上、どうやって管理されているかは知って欲しいですよね。賛成、どちらでも良い、反対は常に同じ割合という3-4-3の法則で言えば、3割は整備活動に協力したいと思う人がいるはずで、今はまだその人たちに知識や情報が伝わっていない状況だと思います。そこに伝えることができれば、良い循環が起こると思うんですよね
とてもいいお話ですね。
長年丹沢で登山道整備のボランティアをされている(た)方を小生はフォローさせていただいています。
自分もあと2〜3年したらボランティアをしたいと考えています。
東京にある高尾山で(確認していませんが)ゴミ拾いのボランティアがあると思います。
このぐらいが自分にできる限界です。
高尾山の登山道でも2回/年くらい(おそらく専門の方が)草払いをしている感じです。
3〜4年前に植物に興味を持ってから知ったのですが、雑木林にしても、登山道にしても、定期的に整備していないと暗い森になったり、登山道は草ぼうぼうで廃道になってしまうようですね。
ヤマレコが一役買うことができれば素晴らしいです。
>定期的に整備していないと暗い森になったり、登山道は草ぼうぼうで廃道になってしまう
これを知らない人が意外と多いんですよね。知らないというか、意識していないのだと思いますが。
fujikitaさんのように、その苦労を知って、ボランティアに参加したいと思う人が増えていけば、登山の世界はもう1段階先に進むと思います。
限界までがんばらなくても良いんですよね、数がいれば。みんなが年に一度はどこかの登山道整備やゴミ拾いに参加しようというだけで、常識は大きく変わっていくと思います。
ヤマレコ がそれを繋いでくれると嬉しいんですよね。システム的には簡単なはずなので、問題は整備する側の運営方法。応募してくる人たちを迎えられるか、ですね
その提案に賛成です。私は勝手に登山道の藪刈りをやっていますが、素人で機材が無いので鎌とナタで藪(笹、根曲がり竹、灌木)と格闘しています。これだと腕の筋肉が持たずに1時間でギブアップです。
こちらは同じ登山道をシーズン中に何度も使うので、はみ出した藪に朝露が付く時間帯でも雨具無しで快適に歩けるようにしたいと思っています。労力は無料で貸し出すので関係者に藪刈り用の機材を貸してもらえると助かります。
登山道整備は人力でやると大変ですよね、分かります。頑張っても3時間ですね。
それと、個人で刈り払いするのは法的に問題な場合もあって、それについてうるさい人も時々いるので厄介だったりします。
だから許可をもらっている団体が一般登山者に募集をかけてくれると良いんですが、問題はシステムより団体側だと思っています。人を集めて動いてもらうのも大変ですから。そこにコーディネーターがいれば良いのですが。
とはいえ、始めなければ進まないので、どこか積極的な団体があればボクも協力したいと思っています。ここに書いた話の場合、ボクが会った方はなんとかしたいと思っているんですが、県の担当者は消極的。一番の問題はそこなんですよね
それとは別に山の日が有るのだから、山道感謝の日も有っても良いかな?
ただ、自分も(は)含めて特に何処かの団体とかグループに所属していないと、そう言う計画とかの有る事の告知を知らずにいると思いますし、またそのようなボランティアに参加するにしてもどの様な内容の活動未知の部分があり
敷居が高く感じるているのも有ります。
どこかの団体に所属するとなると大変だと思う人も、一年に一度くらいだったらやってみたいと思うんじゃないですかね。
そうやって無理なく続けられれば良いと思うんですよね。それを広めるための山道感謝の日は良いですね。
色々考えてみると、問題はやっぱり受け入れ側でしょうね。積極的じゃない担当者も多いでしょうし、実施しないためにあれこれ理由をつけるのも簡単ですし。
なので、本当に必要なのは、こうした動きが転がるためのコーディネーターかな
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