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雑文です。
先日、ジムの帰りにいつものようにカモシカスポーツに寄って2Fで珈琲を飲みながら雑誌をめくっていた。
その号の特集は北アルプスの山小屋特集だった。あーそうだねとか思いながらパラパラ見ていると、平乃小屋についての記事が目に入った。
好きな小屋なので読んでいると今年から妹さんが切り盛りしているとの事。その時佐伯さんの痩せた姿がパッと思い浮かんで、「あー、亡くなられたのか。」と思った。
家に帰って調べると6月に亡くなられたようだ。57歳で年齢もあっているし、佐伯覚憲さんというお名前も富山で1名しかいない。57歳とは大分まだ若い。自分と5歳しか離れていない。見た目はもっと年上に見えた。
最後に平乃小屋に泊まったのは確か2020年。佐伯さんはもう大分体重も落ちたような姿で、渡し舟の船員さんと松本の病院に行くという話をしていた。
自分は釣りもやらないしお酒も飲まないので佐伯さんとは泊り客としての会話程度しかしたことは無かったけど、本も読んでいたし、いろいろレジェンドな人で、お会いできて良かったと思っていた。
入口入ってリビング左手奥の部屋からフラッと出て来て、タバコ咥えて泰然とした雰囲気でそこに居るという印象。最初に行った時は奥様がいらしたけど、2020年は大阪から来たという妹さんとご長男がいらした。
佐伯さんの調子が大分悪そうだったので、この男の子がこの先跡を継ぐのかなぁとか思ったりしていた。その時妹さんはももちゃんに腕を噛まれてかなり痛そうにしていた。男の子は上手い事扱っているように見えた。ももちゃんは見た目野生の血が濃い犬種のように見えるので、一旦スイッチが入ってしまうと難しいのかも知れない。
まとまりの無い駄文ですけど、佐伯さんのご冥福をお祈り申し上げます。黒部の一部と共に居なくなられたのかなぁとかなんとなく寂しい気もします。
また平乃小屋には行きたいですね。今度は針の木の方から歩きたい気がしています。
そんな感じで。
赤牛岳へ去年9/30登った際の前日、船待ちでお会いして気さくに話して頂きました。山行の話の内容が度肝抜かれるほどすごくて、ただただすごいな〜と思っていました。いろんな山について知っていて、初めて訪れた私なんかにも興味を持って聞いて頂いたり…飼い犬とも仲良くしてました。
船頭さんからは「あの人が釣りキチ三平のモデルになった人だよ」と教えて頂き驚いたのを覚えています。あの人柄、またお会いしたい方でした。残念…無念です😭
会いたい人には無理してでも会いに行かなくてはいけないなと思いますね。
そうですね、思い浮かんだら即行動ですね。釣りキチ三平の話も有名ですね。
自分の記憶ですけど、船員さんって話してみると結構ヤンキー系の気合系の人たちで、皆、佐伯さんをすごく尊敬しているのが伝わってきました。富山の街でも黒部の山でもレジェンドだったのだと思います。黒部の山々がああいう方を今後も生み出すだけの力を保ち続けてほしいなぁとか思います。
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