![]() |
![]() |
見え隠れする富士山は
山頂を離れがたいほど
心を捉えた
映画「未知との遭遇」を
思わせるような
光り輝く円盤状の雲
今まで見たこともないような
宇宙を感じさせる
不思議な魅力を持っていた
それでも次が待っている
天子ヶ岳
そこでもまた違う富士山に
出会えるかしら?
期待を胸に
頂上を離れることにした
縦走コースの上り下りは調べてあるので
どんどん下って行くことには
疲れを感じなかった
コケに覆われている岩や
朝露に光っている樹木を
写真に撮りながら
蜘蛛の巣まで
(ドレスのオーガンジーのようであったり
ダイヤのちりばめられた首飾りのようであったりwww)
なんて綺麗なのかしら^^と
夢中になっていて
長い下り坂も全く気にならなかった
下草の葉っぱの違いさえ面白かったわ
でも
歩きやすかった長者ヶ岳への道に比べて
下草の勢いが強く
道は細く急勾配で
わかりやすい階段にはなっていない
気をつけないと滑りそうなところが多かった
長い下りのあと
今度は急登!
降りてきた道より距離は短いが
その分勾配がもっときついようだ
案の定
何度も岩や木につかまって
登らなければならなかった
こちらは訪れる人も少ないのだろうか?
原生林のようなコケに覆われた岩も多く
草を踏み分けて進んだ
やがて山頂!
あらら・・;
見晴らし全くなし><;
開けたスペースにはなっているが
ぐるりと樹木に囲まれてるので
見えるのは上の空だけ
富士見の場所を見つけて覗きに行ったが
霧と雲で真っ白だった
なんか。。。ここで引き返すの
締まらないねぇ〜。。。。
休憩しながら考える
ここまででピストンする計画だったが
同じ道をまた戻るのかと思うと
ワクワクしない。。。
長者ヶ岳への急勾配の上りを考えたら
ゆっくりひたすら下って行ったほうが
まだ未知な分ワクワクする^^
時間もたっぷりあるし〜ということで
戻るのやめて白糸方面へ降りることに決定!
しかし
想像してた以上に
下りる!下りる!
どんどん下りる。。。。
急ぐと膝をやられそう。。。
草花も多く
見てて楽しい道だが
気を緩められない。。。
少し緩やかな道に出たと思ったら
また滑りやすい急勾配
石が濡れているので
とても危ない
できるだけ尖ったところに足を置くようにして
後ろ向き 横向きになって
半歩。。半歩。。。という感じで下りていく
かなりゆっくりの気がしていたが
思ったより時間は進んでいない
緊張していると
時間は長く感じられるみたい。。。
景色はとても素晴らしい
濡れた草や木々の葉っぱは
生き生きとして
鳥の声を聞きながらのハイキング
昨年奥茶臼への登山のあと
登山靴に変えたのがとても役に立っている
スニーカだったら滑って危ないのと
岩に足をぶつけて怪我してたかも?
明るいので
道に迷いそうなところはないけれど
歩いた跡に土の流れが出来ていて
ぬかるんで滑りやすくなっている
山道を横目で確認しながら
そのすぐ脇を
こわごわ及び腰で下りた
次に現れたのは植林された
見通しの良い森林地帯
深夜、、道がわからなくなったのも
こんなところだったと思う
あまりにも見通しが良いので
みんながあっちこっち
自由に歩いて下りていったようだ
道がいっぱいできていて
暗くなったり
霧が出て見通せなくなったら
怖い道になることを学んだ
(イチゴ流道しるべ
といっても戻り道専用だけど^^
拾った枝に
おちばとか目立つ葉っぱを刺して
わかりやすい木の根元に立てておく)
まだ後戻りが必要になったことはないけれど
その前に
怪我をしないように気をつけないとね
長い下りのあとに
やっと登山口に到着!
写真もいっぱい撮れたわ
今回は変わったのが多い
蜘蛛の巣や
カエル
マムシ!
思わず叫んじゃったけど
カメラにバッチリ三角頭!
おばあちゃんに聞いてた通りの形してたわ
びっくりしてたのは
あちらさんの方かも?^^w
無事 田貫湖に戻ってまいりました
富士山はここからも霞んでて見えません
歩行距離14キロ。。。。8時間のハイキングでした。。。
コンクリートの道はやっぱり暑くて疲れる〜
戻ってきたばかりなのに今日はもう次の登山を考えてるわ^^
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する