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駐車場から見える登山口は
砂利の多いなだらかな登り道
見えてなかったところを曲がった途端
そこは夏草の生い茂った
一人がやっとの草むら
両側の草が「こんにちは」ってしてるから
なんとか真ん中が道だとわかる^^
前方に深い森が広がっていたが
森の手前で道が折れていて
しばらく階段を登っていく
勾配は緩やかだけど。。。狭い
一本のとても目立つ木に出会う
周りのほかの樹木に比べて
太く
根っこが盛り上がり
まるで塚のように
野草や低木が寄り添っている
目を引いたのは
私の背丈より少し上くらいのところで
ねじ折られていて
皮が剥け
消えてなくなっていること。。。
この木に何が起きたのか?
物語を感じる。。。
緩やかな階段は森の中へと入って行った
シダが一面に生え
涼やかな森の景色を楽しませてくれる
はっきりした踏み跡が有り
歩きやすい道が続く
途中
真っ白なキノコを見つけた
傘にトゲトゲがあり
初めて見るものだった
道の様子が変わり
小石の多い歩きにくい道になる
やがて
勾配が急になり
岩登りが続く
登山らしくなってワクワク^^
ところが。。。
ワクワクしている間に
うっかり目印の赤いリボンを
見落としてしまったみたい・・;
私が楽しく登っていたのは
登山道にはまだ現れないはずの沢。。。
水が全く流れていないので
岩登りだと勘違いしてた
赤い目印がないのでちょっと不安になり
戻って探すことにした
あった!
目立たないけど(赤い道しるべってことはわかる。。。)
岩登り始めたちょっと手前に
枝からぶら下がってゆらゆらしていた^^w
道はそこから90度曲がって
左方向に急な斜面を登っている
(なんか。。。
さっきの岩登りの方が簡単だったみたい。。。)
四つん這いになって
丈夫な根っこや
動かない岩を探しながら
体を上に持ち上げていく
目の前に続く道はまるで壁のようだ
手を離せない状態が続く
終がわからないまま
根っこがゴロゴロした岩になり
細い樹木が
ひょろひょろっと
もやし林のように伸びている
この急勾配の岩登りが楽しくてしょうがない^^
根っこはニョキニョキ
岩はずっしりだったりゴロリンだったり
道らしい道はないけれど
赤い印は目立つようについている
間違っていないことを確認しながら登っていく
ずいぶん登って汗びっしょり!
まだ休憩できそうな見晴らしはないし。。。
急斜面の途中のちょっと見えるところは
日差しが強く
暑くて。。。写真撮るだけで精一杯
(滑り落ちないようにドキドキしながら)
岩に張り付いて登るようなところも何箇所もあり
ロッククライミングのスリルを味わっていた
(この後本物に出会う)
下を見ると、、、リボンのところまで転がっていきそうなので
上を向いて登ろう!^^v
下は気にしない(ちょっと怖い)
岩だらけの斜面のわずかな隙間から
木や草がたくましく生えていることに
命の力強さを感じる
でも。。。暑い〜〜^^;
風がない。。。
やっと岩登りが終わったと思ったら
今度は根っこが頼りの
急勾配。。。
これ、、斜面じゃなくって
壁に見えるよ^^;
ところどころ
足の長さを試されるような場所があり
足がダメなら 手の力!
なんとか、、、這い上がる
・・?白いものが見える
コンクリートの壁?
土砂崩れ防止のため?
チラチラ見える白いものの姿を
想像しながら登っている
たどり着いてみたら
なんと天然の絶壁!
まさか。。。ここは登れない。。。
クサリ場?。。。
考えてるより休憩〜^^
この山で初めての風を感じる
なんて爽やかで
涼しいのかしら^^w
登山はまだ始まったばかり
しばらくして、
賑やかな声と共に
ロッククライマーの人たちが現れ
これからその壁をよじ登るらしい
大きなリュックを下ろした人たちが
私と同じように風を感じながら
「ここまでは地獄だったねぇ〜
ここはオアシスみたい」と呟いていた
たくましいクライマーにとっても
大変な道だったんだと思えたら
登ってきた嬉しさが膨らんだ
まだまだ先は長い^^
続きはまたね〜
(杖なしで大正解。。。手も足も思う存分使えたから)
アドバイスしてくれた方にありがとう^^
追伸
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