![]() |
もちろんノンフィクション!
角幡唯介さんです
こんなことって
良いのでしょうか?
解説って
作品のオマケでしょ?
新田次郎さんが
素晴らしい創造力と想像力を働かせて
今までの体験や
見たり聞いたりして来たことを
組み立て構成して
読者を楽しませてくれたのです
殆んどの登場人物は
ちょっとした恋愛のモツレや
意地の張り合い
見栄っ張りにより
判断力をなくして遭難
判断力はあっても
病気の仲間を放っては置けなかった
優しさと責任感が無理な行動に
出てしまったり
富士山遭難の
風や地形の捉え方は
さすが新田次郎氏
真に迫る素晴らしい作品です
でもどこかで
自分は競争しないし
恋人を争うこともないし
リーダになることもないし、、、と
読み終わって
山の天気は変わりやすいから
気を付けないといけないのね、、、と
締めくくって
お仕舞いにしてた
この作品は
「読みました」と
紹介するほどのこともないかな?
フィクションだし、、、と思ってました
ついさっきまで
でも
解説 読んで ビックリ!!!!!
*******
本人が雪崩にあって
なんとか生きようと
必死になっている様子
雪崩がどんな風に
人を呑み込んで
命の灯や希望を奪っていくのか
必死な思いが次第に
諦めへと変わっていく様子が
まさに時間経過と共に
リアルに表現されているのです!
何故遭難してしまったのか
彼の判断力を誤らせたのは
焼き肉だったそうです
**「解説」(一部)
「早く下りて 焼き肉食べたい」
余りにも下界のつまらないことの為に
どうでもいい欲望を優先させたせいで
危うく死にそうな目に遭ったのだ
登山的価値観からみた場合
下界の雑事を持ち込んで
遭難するというのは
真剣に山と向かい合うことが
出来ていない証拠
自分の場合は焼肉という
どう考えても
命と釣り合わない
その場限りの食欲に目が曇り
安全な場所に雪洞を掘ることなく
行動を続け
気がついた時には日が暮れて
安全確認出来ない状況下に
陥っていた
多くの人間は完璧ではないし
完璧な判断力があるわけでもない
安全を最優先して
少しでも危険があると判断したら
無理はしないと思っているかもしれない
しかし
後から聞くと
ビックリするような呑気な理由で
危険な場所に留まって
遭難する人間がいくらでもいる
彼らは
死のうと思って死んだわけではなく
その時の状況ではそういう判断しか
下せなかったのだ
その時
自分達は まだ 大丈夫だと
思っていたのである
*******
経験した人にしか分からない
雪崩の恐ろしさを語ってくださったことに
感謝いたします
そして
まだ 生きている 私たちには
とても 学ぶことの多い
コメントでした
解説者の角幡唯介氏に拍手を贈りたいと
思います!
そうですね、GLには常に正しい判断が求められます。仲間の発熱の為に、山荘に食料と薬を調達する事に、誤った決断の末に遭難・・。
誰しもありがちな話の一つですね。
夏山とは違い、冬山では「15時以降の行動は慎む」との掟を破ったのが原因ですが、私も今までこの様な場面に遭遇して、遭難に近い状態になりましたが、運よく無事に戻る事が出来ました。
仲間の命も大事ですので、その様になるのでしょうかね。
itigoさんには、不必要な経験をしない事を願っています。
>「早く下りて 焼き肉食べたい」
まあ、焼き肉よりは「ショ−トケ−キ」の方が合っているかも?
nonkibou さん も 大変危険な目に遭ってたんですね 判断力あっても仲間を放っては
置けないですよね、、、
運がよくってホントに良かったです
私は地震や津波の時に
動けないおばあちゃん達をどうしようか?とずっと真剣に悩んでいました
「仕事中に津波来たら 助からないな」と
半分覚悟(笑)
どんなに頑張っても歩けない人連れて行けるのは一人が精一杯
主任に「自分が助かること考えなさい」と言われました
考えても
難しくてきっと山でもじっとしていられ
ないと思います
危険な場所へは行かないのが一番ですね
冬の雪山は憧れるだけにして
写真で満足することにします(^-^)
ケーキの代わりにチョコで大丈夫です!
itigoさん
こんにちは、私も先週関西に出張で新幹線待ちの駅の本屋の平積みに目が留まり、買って読み始めたところです。私は何気なく、解説をはじめに読んで、本編へ進みました。 その解説の「焼肉」に値する、人間のバイアスというかゆらぎみたいなところを、キーに展開する感じで、新田次郎氏の本は初めてで、予想外にフランクな表現を随所に使う作家だな〜と面白く読んでます。
八ヶ岳が出てきますが、今も冬で荒れるとあんな感じになりえるのかと、想像も膨らませながら・・・
tsukamo さん こんにちは
短編小説なので読み易いですね
新田次郎さんの好きなタイプ、嫌いなタイプが面白いほどはっきりしてて
物語に託して「新田氏もの申す!」って感じでした。
遭難することがわかってて読んでるので「ア~ァ、、、、」が続きます(笑)
フィクションで良かったです(^-^)
コメントありがとうございました!
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する