ドイツ勤務の日本人夫妻と
14歳の女の子のお話です
夫妻には1歳半になる男の子がいました
二人でパーティに出掛けなければならないことになり
「ベビーシッター募集」の張り紙をしたそうです
しばらくして電話が入った
「私は40歳です、、、育児の経験も豊富です
一生懸命働きますから雇ってください!」
とてもしっかりした声で
きちんとした英語で話す女性だった
これなら大丈夫とお願いする
どんな女性が来るかと当日待っていたら
なんと!、、、現れたのは女の子、、、
「40歳って言ってましたよね?」と
確認すると
「いいえ私は14(フォーティーン)です
40(フォーティ)ではありません」
どうやら英語を聞き間違えたようだ、、、
もう間に合わないので女の子に頼むことにした
何かあった時の連絡先やアドレスを書いた紙を
渡そうとしたら、、、受け取らない、、、
「小学校前から弟や妹の面倒ずっとみてきたから
何かあった時この町ではどうすればいいか
よくわかっています!」という
「安心してお出掛けください」と見送られて
頑固な女の子、、、と思いながら
ハンブルクのパーティへ出掛けた
9時過ぎに帰宅してみると
坊やはスヤスヤ
女の子は横で本を読んでいた
4時間分のアルバイト料を渡そうとしたら
「坊やは8時に寝てしまって
そのあと私は本を読んでいたので
3時間分しか貰えません!」という
「いいから」と言っても
彼女を納得させることはできなかった
この頑固さはドイツ人気質?(笑)
すっかり女の子の真面目さを気に入った夫妻は
その後度々、、、女の子に子守を頼んだ
女の子は頼まれてないときも顔を出すようになり
「だって普段の様子を知ってた方が
泣き声や顔色で何が欲しいか判断できるでしょう?」と
一緒に遊んだり
弟の本を持ってきて読んでやったりしていた
彼女は言葉通りの仕事への熱意を証明してくれました
坊やが最初に覚えた言葉は
ママそしてメッチェン(女の子)だった
夫妻は3年後日本に戻って何年か後に再びドイツに勤務
坊やは女の子のお陰で
まるで故郷に帰ったように生き生きしている
母国語のようにドイツ語をしゃべり
ドイツ人の友達も沢山できました!
女の子はもう25歳
今ごろは自分の子供の世話をしてるかしら?
夫妻にとっては忘れられない
思い出の人になりました
海外での素敵な出逢いのお話です(^-^)
女の子が幸せでありますように、、、
世界中でこんな温かな出逢いが増えるといいですね♪
こんばんは。
ご存じ、山の歌に「新人哀歌」という有名な歌があります。
その2番の歌詞は、
「チーフリーダーは爺くさい
サブリーダは婆くさい
あとの部員はエロ臭い
メッチェン通ればかしらみぎ〜」
です。
そのメッチェンというドイツ語に反応しました
こういう女の子が大人になったらあるいは結婚していたら太ってはいても栄養管理はバッチリの気がしますね。いい意味です。
こんばんはmurren さん
「新人哀歌」知りませんでした「メッチェン」の意味も知らなかったわ、、、女の子より「娘さん」って感じがするけど?
その前の歌詞が(笑)、、、何だかお話の頑固さって
昔の日本人ぽくないかしら?、、、
歌の歌詞、、、もしかして、、、元歌はドイツ語だった?
murren さんのかしらもみぎ〜♪♪♪(笑)
石につまずいてコケないようにね(^-^)
このタイミングで、優秀なベビーシッターのお話しは、偶然?
子どもは子どもが好きですね。
子守に慣れて落ち着いた感じの女の子だったから、安心して早く寝てしまったのかな?
イチゴさんは、「子どもに好かれるな〜仲間だと思われてるのか?」なんて言われてませんでしたか(笑)
私がそんなことを言ってた子も、今では働く母になり、勢いだけでは動かない大人になったようです。(笑)
とりあえずいざというときの、ベビーシッターに名乗りをあげてますが、未だに活用されていません?!
少しでも気持ちの余裕になればと思っただけだから、オバチャン不用で何よりです。(*^^*)
sea kaoli さん 久しぶり〜♪って
いつも訪問ありがとうございます!(*^▽^*)
幼稚園の先生の時、、、園児と遊んでると「見分けがつかなくなる!」って園長先生に笑われました(笑)
真剣に遊んじゃって!(^_^;)、、、
来月友達出産予定なんで
しばらくベビーシッターのお仕事しま〜す
でもかなり舐められってるポイ、、、奮闘記を報告しますね(笑)
コメントありがとうございました!
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