![]() |
![]() |
![]() |
84歳になる「サーフォール卿」です
高齢で心臓病を患っているにもかかわらず
生まれて初めて日本の土を踏んだ理由は
「一人の日本人にお礼が言いたかった」からだそうです
イギリス紳士によって初めて証された
「工藤艦長」のことは
それまで日本人は誰も知らなかったそうです、、、
平成20年にやっと消息が分かり
身内の人もビックリする中で墓前に献花
手を合わせられました
「一度として彼のことは忘れたことはありません」
「サーフォール卿と工藤艦長」海の武士道のお話です
***********
私はイギリス駆逐艦「エンカウンター」に
乗っていました
ジャワ島北東部のスラバヤ沖で猛攻撃にあい
炎上撃沈されてしまいました
1941年12月戦争が始まり、翌年2月のことです
乗組員はみな海に投げ出され
僅か8隻の救命ボートにしがみつくのがやっとだった
見渡す限り海、また海で
陸からは遠く離れ、、、食料も水もありません
このジャワの海には味方の船はどこにもなかった
「もう限界だ、、、」と言う者がいた
「きっと助けが来る!諦めるな!」
仲間を励まして頑張ったが、、、
一夜を明かして夜明け前になると
「もうダメかもしれない、、、」と
気持ちが落ち込んできた
船から洩れた油のせいで目が見えない者もいる
仲間の中には自殺を考える者もいた
私も「死んだら天国で優しい祖父に会いたい」と
考え始めていました
21時間もの漂流
気力の限界との闘い!
その時です!
「見ろ!船だ!」
一斉にオールを振り上げて
「オーイ!助けてくれ〜!!
「ここだ!!!」
声を限りに叫び、、、助けを求めた!
しかし、、、あろうことか、、、
敵国日本の艦だった、、、
死を覚悟しました
艦が近づいて機関銃で撃たれると思いました
絶望、、、
その時です!
艦のマストに「救難活動中」の信号旗が!
夢だと思いました!
「雷」イカズチは近づいて停止
ロープや縄ばしごを下ろして
「上がってこい!」「上がれ!」と
しかし、、、
ロープを握った途端に安心して力が抜け
海に沈んで行くものが、、、
私達にははい上がる気力さえ
残っていない者が多くいた、、、
その瞬間、一人の日本兵が海に飛び込んだ!
日本兵は武器を手放し
次々と海に飛び込み自力で上がれない仲間に
ロープを巻き引き上げてくれた!
彼らも油まみれになりながら、、、
そして船の上には
日焼けした日本兵の優しい顔が待っていた
彼らは私達の油で汚れた顔を
木綿の布とアルコールでしっかり
でもやさしく拭いてくれたのです
船の中はイギリス兵でいっぱいになりました
日本兵が200人ばかりの船に
400人以上のイギリス兵が助けられたのです!
熱いミルクとビール、ビスケットで
友情溢れる歓迎を受けました
工藤艦長は
「あなた方は勇敢に戦われた
今のあなた方は私達日本海軍の名誉あるゲストである」
「雷」はその後も
漂流している生存者を探し続け
遠方に一人の生存者がいても
必ず艦を近づけて停止し救助してくれました
一人二人助けることがあっても
全員を捜そうとはしないでしょう
私はその時
日本人の「武士道」を認識したのです
たとえ戦場であっても
フェアに戦う!
困っている人がいれば敵でも全力で救う
勝っても奢ることなく
敗者を労り、、、相手の健闘を讃える!
これが誇り高い日本の武士道であると
思いました!
*************
日本に救助される時
彼らは21時間もの漂流をしていたにも関わらず
「病人から先に」と願ったそうです!
そして60年を超えて恩を忘れず
訪ねてきてくださいました
それがイギリスの騎士道でしょうか?
素晴らしい「騎士道と武士道」に拍手です
サーフォール卿
わざわざ伝えて下さったことに感謝です
ありがとうございました!(^-^)
itigoさん、おじゃまします。
良い話ですね。この話はネットで偶然目にして知っていました。大人になってから感動することが少なくなっていた私の心が揺さぶられました。こういう話を目にするたびに、日本人として誇りを持ちます。
詳しくは書きませんが、どこかの何十万人とか言う大虐殺の話は有り得ないと思います。
こんばんは♪
勿論ありません(^-^)、、、なぜならその数字を出した大元に
数字の意味を聞いた人がいて
数字は理由なく増殖させてますね(笑)
「数字はやられたことに対する気持ちの強さ大きさを表している」と
言われました
実際の数字は関係ないそうです!
だからまだ増えるかも?
(検証してもムダ、、、痛みの数字)だそうです
これから先も全て事実の検証関係なしに数字が出てきます
「たくさん」という意味でしょうね
日本人は先人だけに頼らずに
これからの日本人も
誇り高い慈愛の道徳観をもって世界の人に認められて
行きたいですね♪
認めてくれてる人をがっかりさせないように
頑張りたいです!
(このお話、道徳の時間に取り上げるという試みがあるそうです)
子供たちは
敵でも助けるということと
相手の気持ちを思いやることに感動してたそうです(^-^)
コメントありがとうございます!
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する