「桜の神様」笹部新太郎-25

花は春を呼び 人は花に酔う

男一匹この世に生まれたからにゃ
甲斐のあること残して死ね

一生涯桜と共に過ごした「桜の神様」のお話です

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笹部新太郎さんは大学の時に
構内に咲く 美しい桜に惹き付けられ
桜の研究を始めました

「どうせやるなら日本一の桜の神様になれ！」と励まされ
全国各地の桜を訪ねて旅をしました

その頃すでに桜といえばソメイヨシノとあがるほど
「ソメイヨシノ」が主流になっていました

しかし彼は日本古来の山桜や里桜に心を惹かれ
姿を消しつつあるのを寂しく思うようになります

自らの土地を桜の演習林として造園
「えい楽山荘」と名付けここより全国に植樹を開始
山桜、里桜を増やしていった、、、

ある日のこと
岐阜県荘川町にダムが建設されることが決まり
美しい自然がダムの底に沈んでしまうことを知る
彼の元へ「桜の老木を助けて欲しい」と依頼が入る

しかしその老桜は普通の木の寿命とされている
400年を超えていると思われ
大学や技術者や職人にも「移植は不可能！」と
断られていた

彼は諦められない
「生き物に絶対の不可能はない！」と
引き受けることを決意する
すでに73歳、、、
出来る限りの事をやってみなければ分からない

彼は桜を見に行った
そしてもう一本別の桜にも心を捕らえられ
2本の老桜を移す計画を立てた

先ず、、、道を造った
そして多くの学者が「不可能！」と言った老桜を
「一枝たりとも折らじ！」と
大切に慎重に1000メートルもの坂道を運び上げた！

そして大切に大切に守られ
現在「荘川桜」として湖を背景に誇らしく花を咲かせています

「桜の神様」ありがとうございます(^-^)

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「さくら」という名前には
いろいろな意味が込められているようですね

(さ=神様) +(くら=台座、蔵)=神様のいらっしゃる木

櫻=木+貝+女 で宝やみどり子を守る木

富士山の神様である「木花開耶姫」(このはなさくや)より

咲く+ら(集合を表す)

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「桜の神様」のおかげで
全国各地でいろいろな桜を楽しませて頂けるんですね
ソメイヨシノも素敵！
山桜も里の桜もそれぞれ違ってみんな素敵な桜

ずっとずっと咲き誇れるように
大切に見守っていきたいなと思いました

此れからは、、、お花見+感謝の気持ちで(*^▽^*)

今年も感動のお花見をありがとうございます♪

コメント

sanasan

RE: 「桜の神様」笹部新太郎
素敵な、お話をありがとうございます(*^^*)
桜〜桜前線〜桜吹雪と、日本が一番美しい時だと思っていますが、
それは、努力してくださった方々が居たからと、
改めて、教えていただきました♪

ゲスト

RE: 「桜の神様」笹部新太郎
そう言えば、宝塚市にも「桜の園」という名前の公園がありましたが、笹部新太郎先生が深く関与しているとか、関係者が話していました。
岐阜県もそうでしたか？

itigo

RE: 「桜の神様」笹部新太郎
こんばんは♪
私もお花見を楽しんでいただけで
隠れたところでこんな努力が有ったことを全く知りませんでした
桜を愛し育てて見守ってくれたからなんですね
感謝を忘れず、、、私も自然を大切にしていきたいと思います
コメントありがとうございました！(^-^)

itigo

RE: 「桜の神様」笹部新太郎
笹部新太郎さんの名前初めて知ったのですが
宝塚にゆかりの公園があるんですね♪
「桜の園」ですね、、、情報ありがとうございます(^-^)
荘川桜も、桜の園も、歴史を知ると観る楽しみが増えるみたいです
今年はお仕舞いだけど、、、行きたい場所がいっぱいになりました
コメントありがとうございました！(^-^)