山行できずの代替読書で新田次郎の3冊目です。👣👣
孤高xx 八甲田xx に続き、新田ワールドの冬山での遭難をモチーフにした短編集。遭難は、男女の嫉妬や男の面子と言った下界の雑事を崇高な山に持ち込んだが故に起こるという物語を集めています。👀👀
昭和30〜40年代の作品のために、行動食にはドウナツ、また召集令状によって断念された恋愛と山など今では考えつかない時代背景、また冬山は判断の連続で特に人間性(知識、経験、集中力、楽観悲観的性格)が試される場所として取り上げている点はとても興味深いですね。⛑⛑
自分自身は冬山に興味はあるのですが、まだ未経験… 流石にこんな新田的冬山遭難小説を読み続けると意気込みが萎えますね。経験と知識、装備と準備が求められる冬山… 皆さんは夏山から冬山への挑戦ってどんな意識を持って挑まれているのか気になります! 🤷♀️🤷
(写真は寅年版とらやの羊羹と読書@coffee & 新年の神田明神🙏🙏) 謹賀新年⛩⛩
コメありがとうございます! とらやカフェは楽しそうですね〜 今度トライを… 金時も大好きです。でも山に行けない日は、ヤマレコ友さんご推薦の読書かなってupしています。
ドラマ性を高めるために男女の嫉妬や男の面子と言った下界の雑事を新田氏が後から持ち込んだと予想されます。また、山を人間性が試される場所にもしているのも新田氏によるものと思います。小説は小説を忘れないようにして、登山の内容や人物を小説とリアルワールドで分離しないと危険です。
コメありがとうございました。
そうですよね〜 事実は小説より奇なり、フィクションの別世界ですよね。
小説として興味深いのはなぜ遭難に至ったかまでの男・女の“無理&無茶” という創作雑事よりも、富士山観測を続けた作者が冬山の厳しさってどう捉えているのかなあっ、それと遭難前後の状況判断(天候や装備、地形) と対処には今でも大自然下vs人間として変わらぬ関係が見透けるなあって点でしょうか。
両方ご存知のレアケースは味わい深いでしょうね…
こんばんは 冬山の掟 孤高の人 ようやく読み終えました。もう3月。新田次郎の読書は続きます。冬山の掟はサスペンスドラマ原作でもいいというかんじでしたが、孤高の人は登山のため自分自身を追い込むストイックな主人公の生きざまにエールを送っていました。最後、いっちゃだめだーと切なくなりました。
コメに感謝です。
昭和初期の世界へ、でも自然と人間は変わらないなあ〜、実際と創作のgapにそう感じさせる作家ですね。 なんか楽しみが増えてよかったですね! またヤマレコで感想教えてくださいね
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