![]() |
![]() |
![]() |
槍ヶ岳北鎌尾根、特に積雪期のこのコースは昔からアルピニストの憧れです。岩壁登攀ほど危険は前面に出てはいませんが、深い山奥にあり吹雪にでもなれば退却が極めて困難になります。自分も一度は。。。と考えていましたが、かの加藤文太郎や松濤明も命を落とした冬の北鎌尾根には、おいそれとは近づけません。
そこで積雪期の雰囲気をまだ残している5月の残雪の北鎌尾根、特にGWの喧騒を避けて、その翌週に後輩N君を連れて行くことにしました。自分の考えでは、冬場は厳しい、かといって夏場はガレ場とかが歩きにくく、ガレが雪で埋まる残雪期が一番歩きやすいのではと考えたのが、この時期にした理由の一つです。昔の写真をあらためて見てみると、北鎌沢は雪で埋まっており、とても歩きやすそうです。
今は湯俣からの踏み跡が荒れていて、燕岳から貧乏沢を降りたり、上高地から水俣乗越を越えたりして、北鎌沢出会いにアプローチするのが一般的な様ですが、当時はまだ湯俣ルートが使えました。夜行列車で松本、大町入りして、高瀬ダムまでタクシーで入り、その後長い林道を湯俣まで歩きました。1日目は北鎌沢出合で、2日目は槍ヶ岳を越えて槍沢あたりでビバークしました。
と、ここまで書いてみて、それ以外の記憶がほとんど無いのに思い当たりました。不思議ですね、自分では印象に残っていると思っているのに、具体的な記憶がほとんどない。この時は、何も問題なくすべて順調にいったからなんでしょうねぇ。。。(具体的な記録を期待して読み始めた方、すみません・・・(>_<))
とりあえず古いアルバムの写真3枚の説明をいたしますと。。。
1枚目は、アルバムのメモによると、北鎌尾根末端に近いP2手前のワイヤーつり橋です。3本のワイヤー(ロープ?)が天上沢に張ってあり、サイドの二本を両手で持ち、下の1本の上を綱渡りのようにして渡ります。これはもう無くなっているんでしょうねぇ。
2枚目は、北鎌尾根途中からみた大槍です。大槍の大きさと小槍の位置関係から、おそらく北鎌平か、その直前くらいと思われます。
3枚目は、槍ヶ岳山頂で、背後は穂高連峰です。雲がかかっていますが、前穂北尾根が見えています。
もう一度、北鎌尾根を登りたい気持ちになってきました。。
おはようございます!(記憶間違いで修正しました)
私は7年前の7月連休に後輩を連れて北岳バットレスへ行く予定でしたが、中1日雨予報での転進でした。
中房温泉に駐車して、途中2回の幕営、予報通り核心の日が雨でした。
後輩の件で色々難儀した記憶だけは鮮明です。
写真お若い〜、カッコいい!
北鎌尾根に行かれたことがあるんですね!
7月はガレ場とか北鎌沢は雪のある時より歩きにくかったんじゃ。。。?
「色々難儀した記憶」は思い出になりますよ〜
写真は学生時代のものでして。。。
でも今でもあまり変わってないと言われるんですよ!
はじめまして。
当然夏ですが、30年位前に槍の頂上からゴジラの背を眺めつつ、同行の友より山男の憧れである話を聞きました。熱く語る友と怖いから座って話を聞く私。
ゴジラの背……歩く?道じゃないような〜、即ここは私の行くところでは無いわ!と言うか無理(笑)
登山数ヵ月の初アルプスは、盛り沢山で、特に記憶に残る山行でした。
へたれな記憶
十円玉10枚持って、百円に両替してと言った時の、小屋のお兄さんの戸惑った顔。
軽くしたいと言ったら、そうか〜って顔になって両替してくれた優しい顔。
ブロッケン発見して、休憩が延びてラッキーと思ったとか。。。
山は良いですね。
seakaoli さん、はじめまして!
ここは色々伝説があるので、アルピニスト?を目指す人は一度は。。。とあこがれます。
アルプスで行うロッククライミングと比べると、技術的にはずっと簡単で西穂高の稜線+アルファ(クサリ・ハシゴなんかはありませんが)くらいなんですがねぇ。
岩場歩きに慣れてきたら楽しくなってきますよ!
はじめまして。懐かしい話でつい拝読いたしました。
わたしも、83年4月上旬に北鎌尾根登りました。当初の計画では3月の中旬でしたが、都合でずれ込んで4月になりました。その記録はこのサイトに掲載してあります。P2に登るまでが核心部だったような気がします。のんびりと春山を楽しんだ記憶があります。
屏風岩の話も拝読しましたが、私は81年に初めて屏風岩を登り、そのときは東壁ルンゼルートを登りました。その記録もこのサイトに掲載してあります。
たぶん、同年代だと思います。どうかよろしくお願いします。また、お気をつけて山行を重ねて下さい。
pamir88 さん、はじめまして。
年をとると中々若いときのようには登れないものですね、気持ちは先行するんですが体がついてこない。。。
今はGWに行った中央アルプスでちょっと膝を故障しまして、謹慎中です。
山に行けない代わりに、過去のアルバムを見ながら「思い出話」として日記にUPしています
事故を起こさないように、お互いに気をつけて山行きを楽しみましょう!
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する